実は、女性が働きやすい環境づくりをしている企業は、全社員にとっても働きやすい環境を整えていて、ホワイト企業の確率が高いと言われているんです。女性に限らず、男性こそ女性の働く環境をチェックして、その企業を判断するのもいいかも！ ここでは、長崎市が「性別に関わらず、誰もが働きやすい環境づくりに取り組み、実践している」と認定した、『長崎市男女イキイキ企業』を発表します！

（五十音順掲載・2023年3月現在の情報です）

① オリックス生命保険株式会社 長崎ビジネスセンター

お客さまの不安を安心に変えるために、「シンプルでわかりやすい」保険商品やサービスをご提供し、多くのお客さまに選ばれている保険会社です。主に生命保険などをご契約後のお客様からの各種お手続きに関するお問い合わせに応対するコールセンター業務を行っています。

オリックス生命保険 長崎ビジネスセンターでは、センター内の管理職の女性の割合が27.2%と、女性の積極的登用を行っています。そのほか、連続5日間の特別休暇取得で奨励金5万円支給、自己研鑽のための6万円相当のポイントを付与するワーク・ライフ・バランス支援の取り組みや社員の意見を取り入れた働きやすい環境づくりなどが評価されました。

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② 株式会社西海建設

昭和32年の創業以来、総合建設業として、日々、最先端の技術力を研鑽・活用し、港湾工事、橋梁、ダム、学校、病院等のあらゆる構造物を手掛けています。近年では、「100年に一度の変革期」といわれる長崎において、九州新幹線長崎ルート、長崎市新庁舎、島原道路や長崎スタジアムシティ等のビッグプロジェクトに全て当社が関わっています。

男性のイメージが強い建設業界において、西海建設では積極的に技術職の女性を採用し、女性が働きやすい職場環境の整備、有給取得推進日を設けるなど、有給休暇を取得しやすい環境の整備を行っています。また、ストレスチェックをスマートフォンから行えるようシステム対応を変更するなど、働きやすい職場環境づくりを行っているのも特徴です。

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③ トランスコスモス株式会社 BPOセンター長崎・長崎中央

トランスコスモスの従業員の女性比率は２センターともに80％以上と、女性の採用・積極的登用のほか、外部の専門家が24時間・年中無休で健康相談に対応する取り組みを行っています。子の看護・家族の介護休暇の取得や時差出勤制度などがあり、育児支援においては、子が小学校６年生終了まで短時間勤務をすることができる「延長育児短時間勤務制度」を設けているのも特徴的です。設立される新センターでは、リアルとバーチャルを併用して勤務できるシートも提供し、働き方の多様化を推進します。

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④株式会社ニーズウェル　長崎開発センター

業務内容は金融系システムのほか、AI、IoT、通信、Web、物流などのシステム開発やコンサルティング等。東証プライム市場上場企業です。2023年6月には受注拡大に伴い長崎開発センターの移転及び増床を予定しています。

ニーズウェル　長崎開発センターでは、テレワーク・時短勤務など選べる働き方があり、女性の産休・育休後の復帰率は100%。女性と男性の採用比率はほとんど変わらず、また、長崎で新卒採用後、希望により１～２年本社（東京）に配属、経験 を積んだ後に長崎開発センターへ異動することがあり、即戦力として活躍することが可能なのだとか。「有給休暇取得奨励日」や「プレミアムフライデー」を導入し、休みやすい環境を整えています。

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⑤ 三井住友海上火災保険株式会社　長崎支店

事故にあわれたお客さまに保険金のお支払いを通して、事故を解決し、お客さまに「安心と安全」を提供する三井住友海上火災保険株式会社。保険事業はもちろん、「地域に潜在する社会課題をＤＸの力で解決し、ＳＤＧｓを道しるべとした共通価値の創造ＣＳＶ（Creating Shared Value）を実現する」ことを掲げ、企業が取り組んでいるＳＤＧｓや脱炭素などへのサポートも展開しています。

三井住友海上火災保険 長崎支店では、管理職に占める女性の割合は33.3％と、令和５年度までに30％以上とする目標値を既に達成しました。また、2021年6月以降に子どもが生まれた男性社員に対し、1か月（20営業日） 以上の育児休業取得を必須としています。さらに、令和5年3月時点での在宅勤務率は約30％。業務用パソコンの貸与や、自宅にWi－Fi環境がない場合は費用を補助する取り組みを行っています。

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働き方への意識から見る企業の可能性

2019年に施行された働き方改革により、日本企業でも女性活躍の推進に注目が集まるようになりましたが、実際はまだまだ女性が活躍できる環境が思ったほど整っていないのが現状です。そんな今だからこそ、女性活躍や働く環境を整えようという企業努力から、企業の将来性や成長性が見えてきやすいのかもしれません。企業研究をする際には、「女性活躍」や「働く環境」についてもチェックしてみてくださいね。

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