■トップインタビュー
取材年:2022年
明るくクリエイティブな社風が注目を集め、2021年の求人応募数は600人を超える人気企業。
2017年の創業より、止まることなく成長を続ける“地域の宝探しカンパニー”、スチームシップ。主軸であるふるさと納税支援事業を通して、地域に眠る魅力=宝を掘り起こし、働き手自身が長崎への愛着を持って仕事に取り組んでいます。スチームシップという帆を立て、先陣で舵を切っているのがキャプテン/CEOの藤山雷太さん。
「ここには元レポーターやヨガインストラクターなど、個性的なクルー(=社員)がたくさんいます。毎朝の朝礼で、とある男の子が自作した会社のラップを披露してくれたこともあったんですよ!」
拠点は長崎・佐賀・福岡・岐阜に全7か所、ふるさと納税支援事業を請け負う自治体の数は22か所になり、フレッシュで粒揃いなメンバーが集っているようです。創業から駆け抜けてきた5年を振り返っていただきました。
「一番成長を実感できたのは4年目。3年間しっかりと実績や経験を積み上げたことでタフな人材が育ちました。強みは自治体様との“地域密着”なので、契約数を無理に増やすことはしません。一つ一つの仕事を丁寧にこなしていった結果、4年目で一気にスケールできたなと手応えを感じていますね」
着実でスピーディな成長を遂げるスチームシップでの働きがいとは何でしょうか。
「弊社は、支援事業をさせていただいている全ての自治体様で目標を達成することに重きを置いています。一部のエリアで突き抜けた成果を上げたとしても、他のエリアで目標に到達できなかったら意味がない。だから、目標に到達したエリアは、まだ未達のエリアのサポートに入るなどして、全社を上げてラストスパートをかけていきます。そのスピード感、達成感が会社を一つにしてくれます」
地元で地域のためになるそんな仕事がしたいと思っている人は多いはず。
「採用において見極めているのは“オーラ”です。オーラとは、この人が仲間に加わることで会社に“追い風”が吹くかどうか。それを見るためにも、僕は必ず一度は面接に立ち会うようにしています。クルーは長崎出身の人が多いですね。長崎を離れる若者が増えている今、“地方で働くイメージ”を持ってもらうことが大切。僕たちが、こんな働き方ができるんだという一つの指標になれたらと思います」
地域に追い風を呼び込むスチームシップは、長崎で育った人がまた戻ってこれるような土壌づくりを実践していました。
PROFILE
藤山雷太さん
キャプテン / CEO
2008年、DeNA新卒入社。入社1年目に新規事業立案コンテストに優勝し、部内準MVP獲得。その後、独立しITのアフィリエイト事業をしながら、有田焼のEC事業などを手がける。2015年より株式会社有田まちづくり公社の取締役を約2年間務めた後、2017年に株式会社スチームシップを創業。特技のラップで学校の企業説明会を盛り上げたことも。
■社員インタビュー
取材年:2022年
メンター制度もあって、悩みごとの相談や
課題解決もしっかりサポートしてもらえます!
上川歩未さん
アットホームな雰囲気に包まれたオフィスでは、先輩社員・若手社員の隔たりなく、明るい会話が飛び交います。
高校在学中から海外に興味を持ち、大学へ進学した後はフランス語を学んでいた上川さん。当時から海外志向が強かったそうですが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け留学を断念。しかし、移動が制限された中での学生生活がきっかけで、地元の新たな魅力に気づいたと振り返ります。
「長崎にいる時間が増えたことで、ドライブスポットやおしゃれなカフェに出会いました。長崎ならではの遊び方に気づけたことで、『地元で楽しく働ける場所に就職したい』と考え始めました。その時に出会ったのが今の会社です」
求人情報を見つけたその日、迷うことなくエントリーをした上川さん。面接でのフランクな雰囲気と、生き生きとした表情で働く先輩方の姿に心を惹かれ、入社を決意されたそうです。
現在は、ふるさと納税の返礼品の企画や新規事業者の開拓、ウェブサイトの編集を担当しています。新たな返礼品を発掘するために、農園で作業されている苺農家さんに直接声をかけたこともあったそうです。
「琴海地区のフルーツを返礼品にできないかと企画していたタイミングだったのですが、その出会いがそのまま契約に繋がりました。あの瞬間はとても嬉しかったです」
「ふるさと納税制度を活用して、事業者さんと寄附者さんの双方に喜んでいただけることが、この仕事のやりがいです。寄附者さんからサイト上に『長崎市を応援しています』と私の担当自治体への応援コメントがきたこともありました。そのときは、心がジーンと温かくなりました。地域に貢献しながら、事業者さんや返礼品の魅力を肌で感じられるこの仕事は、地元好きの私にとって一石二鳥どころか一石三鳥です!」
ディレクターとして、長崎のモノとヒトとを繋ぐ上川さん。
「友人の多くが県外に就職しました。その中には長崎が好きな人も多かったので、いつか長崎に帰ってきて働きたいと思ってもらえるようにしたいですね。そのために、まずは自分自身が、長崎で輝きながら働く姿を見せたいと思います。私が憧れる先輩方のように、周りにいい影響を与えられる人になりたいです」
将来は、長崎を“若者が帰ってくるまち”にしたいと力を込めました。
メンター制度もあって、悩みごとの相談や
課題解決もしっかりサポートしてもらえます!
株式会社スチームシップ
上川歩未さん
好みのお部屋に大改造!
就職を機に長崎へ戻ってきた上川さん。ご実家で再び自分の部屋を確保できたことで、模様替えが趣味になったとか。「自分の予想以上に熱中してしまっています。先日は、漆喰で壁を塗ってみました!」“休日の楽しみ”というには本格的すぎるDIYで驚きですね。お出かけの際は、フィルムカメラやトイカメラを持って写真を撮ることも多いそうです。多数の趣味をお持ちで、仕事もプライベートもアクティブな上川さん。長崎暮らしを絶賛堪能中のご様子です。
佐賀県有田町・本店のオフィスの様子。自由に席を移動でき、気分を変えながら仕事ができます。
■企業概要
株式会社スチームシップ
所在地 | 出島ポルト:長崎県長崎市出島町2番11号 出島交流会館9F 本社:長崎県東彼杵郡波佐見町折敷瀬郷961番地1 2F |
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電話番号 | 050-8885-0484(代表) |
ホームページ | https://steamship.co.jp/ |
設立 | 2017年4月13日 |
代表 | 代表取締役 藤山雷太 |
資本金 | 1億円 |
社員数 | 全従業員 170名 うち正社員162名(男性46名、女性116名) |
初任給 | ・大学院新卒初任給 193,000円 ・大学新卒初任給 183,000円 ・短大/専門学校新卒初任給 173,000円 |
休日休暇 | 土日祝、有給休暇、冬季休暇 |
福利厚生 | 各種社会保険(健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険)、産休・育休制度、介護休業制度、定期健康診断、社宅手当(条件あり)、時短・在宅勤務相談可、社員旅行、ランチミーティング制度、社割(自社製品)、映画ナイト、スポーツ観戦、部活動 など |
インターンシップ 受け入れなど |
インターンシップ受け入れ/有り(1カ月以上(詳細はお問合せください)) 大学生アルバイト受け入れ/無し |
採用担当者連絡先 | 氏名:板山・中嶋 電話番号:050-8885-0494 メールアドレス:recruit@steamship.co.jp |
■企業紹介動画