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株式会社ヤマハマリン西九州(ヤナセ産業グループ)

■トップインタビュー

取材年:2021年

マリーナ運営・ボート販売を通して
マリンレジャーの普及活動に従事
海を愛する人を力いっぱい応援します

おおむらわん海の駅マリーナ・アルパマは、大村湾海域から九十九島、上五島へのマリンレジャーの拠点となっています。

今、さらに注目を浴びるマリンレジャー

 レジャーボート、エンジン・部品などヤマハ製品の販売・メンテナンスを手掛けるヤマハマリン西九州。マリーナ・アルパマを擁し、さまざまな海洋性レクレーションの楽しみを提案しています。
「マリンレジャーの普及活動は当社の重要な業務です。マリン塾では釣りや操船を体験できます。またボート免許取得に向け講習もおこなっています」
 大村湾に面した敷地には、陸上保管されたボートが並んで圧巻です。
「マリーナ事業では100隻の保管業務やメンテナンスを展開。さらに離島を含めた長崎・佐賀の広い範囲に45店舗の販売網を構築し、地域で高いシェアを獲得しています。24フィート・27フィートのフィッシングボートが人気です」

5年後、10年後の会社を担う若い力

 マリン体験にボート免許取得、販売、保管、メンテナンス、部品業務……
広くカバーしていますね。
「最後までです。高齢になったので廃船にしたいとか、引き取って欲しいとか。そこまでお付き合いいただけるのは本当に嬉しいです。海は好きだけどボートは買わないよとおっしゃる方もおられますが、買って欲しいという気持ちを断ち切ればお友達にもなれます。でないと、この仕事の価値を自ら下げてしまいます。素晴らしい仕事をしていますねと言われるには、自分がそう思っていないとね。社員さんたちにも伝わればと思いますが、時に数字の話もしなければなりません。経営者になりたての頃は、オレの言う通りにしろという時もありました。数字にこだわったからです。世の中変化しているのに、足で稼いだ頃の経験を押し付けちゃいけません。間違いに気づくのに1年かかりました。大変さもあるけれど、どうせなら楽しいほうがいいと興味のあることに挑戦しています。無理じゃないかと言われることもありますが、やってみないとわからないから。学生さんには、いろいろな企業を見て自分の可能性に挑戦して欲しいですね。私たちは、個性を伸ばし将来を見据えて働ける、時代に応じた会社づくりを進めています。5年後10年後の会社を担う若い世代にバトンを繋いでいきたいと考えています」

PROFILE

吉澤 健さん

代表取締役社長

1956年熊本県生まれ。熊本商科大学卒業後、ヤマハ発動機(株)マリン事業部にて30年営業職に携わる。2009年同社退職。同年(株)ヤマハマリン西九州入社、代表取締役に就任。〝感動の種をまこう 笑顔の花を咲かせよう そして幸せの輪を拡げよう〟の理念のもと挑戦を続け、近年は牡蠣の養殖にも取り組む。「可愛いですよ。美味しくなってね、と声掛けながらお世話すると本当に美味しく育ちますね」

■社員インタビュー

取材年:2021年

操船実技をレクチャーする場面では
不安なく上達してもらえるよう
相手の気持ちを考えながら工夫します

ふるさと長崎の海の魅力をたくさんの人に伝えたい!

末武大弥さん

マリーナには人気のボートが展示されおり、実際に見て触れることができます。「進水式には全スタッフでお祝いします」

ある時はスーツで営業、またある時はツナギ姿で

 入社1年目の末武大弥さんは松浦市出身、海のそばで育ちました。日本文理大学在学中、福岡を中心に就職活動を進めながら、本当にやりたいことは何だろうと改めて考えたそうです。
「海関連の企業を探しました。沖縄なども検討しましたが、海が好きになったのは長崎の海が魅力的だったからです。そしてこの会社を見つけました。説明会に行くと、社員は明るいし社長もいい人で。船っていいなあ、かっこいいなあって思ったんです」
 学生時代野球で鍛えた身体にスーツをまとい、健康的に日に焼けた姿は〝海の男〟らしい爽やかさ。
「営業なので普段はスーツですが、工場に行くときはツナギに着替えます。入社して最初は、工場で実際のエンジンの修理を見て構造を学びました。営業のほうでは、先輩の商談に同席したり、販売店さんの所に付いていったり。顔を覚えてもらって、今は一人で挨拶回りさせてもらっています。初めてのお客様はやはり印象深いですね。中古ボートを販売できる状態に仕上げるには、エンジンを下ろし不要物を撤去して、キズや穴などの補修、塗装やバフ掛け(金属表面の研磨作業)とワックス掛けなどで、1カ月くらいかかります。ピカピカにして引き渡した時『担当が末武さんで良かったよ』と言ってもらいました。最高に嬉しかったです」

目標は「バフ掛け」日本一

 ボートの免許は持っていますか?
「入社してすぐ一級小型船舶免許と特殊小型(水上オートバイ)免許を取りました。これからフォークリフトと危険物取扱免許も取得するつもりです。もっと成長していくために、まず与えられた仕事の達成のためにやるべきことを考え、そして何ごとも率先して吸収していこうと思います。お客様一人ひとりのアフターフォローを丁寧に行い、気軽にご相談いただけたり海遊びを提案したりできる人材になるのが目標です。会社のことをもっと知っていただいて、幅広い世代のマリンファンを増やしていければいいですね。社長からは日本一バフ掛けができる営業マンになれと言われていますが、もう長崎一にはなっているはずです(笑)」

ふるさと長崎の海の魅力をたくさんの人に伝えたい!

海と船を楽しめる企画も盛りだくさん。釣り体験は道具も借りられて初心者にも安心です。

■企業概要

株式会社ヤマハマリン西九州(ヤナセ産業グループ)

所在地 西彼杵郡時津町久留里郷1439-10
電話番号 095-882-1829
ホームページ http://yamaha-marine.ne.jp/
設立 1999年3月
代表 吉澤 健
資本金 2,000万円
社員数 全従業員 14名 うち正社員13名(男性10名、女性3名)
初任給 大学卒193,000円 高校卒167,000円
休日休暇 週休2日制(月・他)年間休日108日、有給休暇、特別(出産・介護他)休暇、慶弔休暇、他
福利厚生 各種社会保険(健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険)、慶弔見舞金、傷病見舞金、定期健康診断、退職金制度、企業年金、他
インターンシップ
受け入れなど
インターンシップ受け入れ/有り
大学生アルバイト受け入れ/無し
採用担当者連絡先 095-882-1829(吉澤)
yoshizawa-t@yamaha-marine.ne.jp

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