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社会福祉法人みのり会

■トップインタビュー

取材年:2019年

0歳から100歳までに寄り添う福祉
楽しく笑顔が絶えない暮らしの中で
家族のような人間関係が育まれていきます

みのり会は1961年3月に社会福祉法人として本格的な社会事業を展開。かつて「長崎育児授産所」があった場所が現在の法人本部に。

創立明治39年、歴史ある社会福祉法人

 児童養護施設、救護施設、保育所、知的障害児・者施設など、県内2市1町において26の事業所を運営している社会福祉法人みのり会。天本俊太理事長のお話です。
「1906(明治39)年9月に、創立者の天本愛儀が身寄りのない子どもたちのために作ったのが長崎育児授産所でした。当時は国からの補助もなく、私財を投じた小規模の施設だったと聞いています。その後時代が移り変わる中、社会に求められる形で数々の福祉施設を開設し現在に至ります。2019年で創立113年を迎えました」
 各施設にはそれぞれ特徴がありますが、たとえば障害児施設の一つ「福祉型障害児入所施設 みのり園」は、知的障害児の援助や支援を行うとともに、自立に必要な知識や技能の習得を目的とした施設になりますね。
「はい。未就学児から18歳までの子どもたちを受け入れる施設です。職員は利用者の皆さんと一緒に生活しながら支援を行いますので、長い時間を共にすることで信頼関係が育まれていきます。障害があるために気持ちを上手く言葉に表せない子どもたちも少なくありません。職員はちょっとした行動の変化から体調不良に気付けるようになるなど、プロフェッショナルでありつつ、子どもたちにとって家族のような存在でもあります。当法人の大きな目的は、障害を持って生まれてきた方たちが最期を迎える時、生まれてきて良かったと思える支援や介助をすること。在宅から施設入所まで多種多様な事業を展開していますので、0歳から100歳まで幅広い年齢の方々に寄り添うことができる点が強みです。職員も事業所間で意見交換ができ、専門分野以外でも支援の幅をどんどん広げることができます」

働きながら資格が取れるサポート制度

 働く上で、必要な資格などはありますか?
「保育園は保育士の資格が必要なので別として、他の施設に関しては社会福祉士や介護福祉士など資格を持っていた方が有利ではありますが、なくても構いません。サポート制度を整えていますので、働きながら資格を取ることも可能です。とにかく人とのふれあいがある楽しい職場です。指導者だとか先生だとか気負うのではなく、利用者の皆さんと一緒に生活をするという気持ちで来て欲しいと思います」

PROFILE

天本俊太さん

理事長

1959年、長崎市生まれ。みのり会診療所院長。名古屋保健衛生大学医学部卒業後、長崎大学附属病院第二内科にて内科医として勤務。法人運営には1988年より携わる。2004年、理事長に就任。長崎で一番気に入っている場所は、みのり会本部前の芝生。ここで天気が良い日にゆっくり過ごす時間がお気に入り。「当法人では多種多様な事業を展開していますので、希望する仕事が見つかると思います」。

■社員インタビュー

取材年:2019年

社会福祉士の資格を取得して
仕事の幅を広げたいです。
勉強もがんばります!

子どもたちの成長が自分自身の成長にもつながるやりがいのある仕事です

末﨑鈴鹿さん

子どもたちは音楽が大好き。末﨑さんがピアノを弾いている時も、嬉しそうに聞き入っています。

大学時のボランティアがきっかけ

 私には障害を持った従弟がいて、子どもの頃からその子の生活を間近で見てきました。同じような状況にある人たちの助けになるような仕事に就きたいと思うようになり、大学では福祉を専攻しました」
 そう話すのは、福祉型障害児入所施設 みのり園で児童指導員として勤務している末﨑鈴鹿さん。みのり園と出会ったのも、大学生の頃だったそうです。
「ボランティア活動の一環で、みのり会の文化祭に参加した時に、みのり園の発表を見ました。楽しそうに楽器を演奏している子どもたちの姿を見て、ここでなら特技のピアノを活かした支援が私にもできるかもしれない!そう思ったんです。産休制度など、福利厚生が充実している点も決め手になりました」
 仕事内容を教えてください。

子どもに向き合い、自分らしい関わりを模索

 「平日は学校へ行く子どもたちを見送って、帰ってきたらいっしょにおやつを食べたり、宿題をしたり。入浴や食事の介助など、起床から就寝まで子どもたちの生活全般を支援する仕事です。指導というよりも一緒に生活しながら1人1人の個性を把握していく。先輩方のアドバイスを取り入れつつ、自分らしい関わり方を探していかなければいけません。一年目はなかなか思い通りにいかないことが多く、向いていないのかもしれないと思ったりもしましたが、じっくりと子どもの成長に携わる中で、自分自身の成長も感じられるようになりました」
 みのり園では、子どもたちが楽しく過ごせるように行事がたくさんあると聞きました。
「バーベキュー大会など年間行事がたくさんあります。ハンドベルの演奏にも取り組んでいるので、園外のイベントに参加させていただくこともあるんですよ。就職して3年目。任せてもらえる仕事が少しずつ増えて、行事の企画もその中の一つです。どんな企画をしたら子どもたちが喜んでくれるか考えるのがとても楽しいです」
 子どもたちから先生と呼ばれているそうですが、お姉さんやお母さんのようでもありますね。
「時間をかけて関係を築くことによって、中には悩みを相談してくれる高校生の女の子もいます。頼ってもらえると嬉しいです」

子どもたちの成長が自分自身の成長にもつながるやりがいのある仕事です

天気が良い日には、子どもたちと一緒に元気に外遊び。福祉型障害児入所施設 みのり園では、子どもたちがのびのびと成長できる環境を整えています。

■企業概要

社会福祉法人みのり会

所在地 長崎市十人町1-7
電話番号 095-822-1092
ホームページ http://www.minorikai.or.jp
設立 1961年3月
代表 天本俊太
資本金 社会福祉事業のためなし
社員数 全従業員 513名 うち正社員335名(男性123名、女性390名)
初任給 170,000円~196,000円(大学・短大卒)、
160,000円(高校卒)
休日休暇 4週8休制、年次有給休暇
福利厚生 社会保険完備、各種手当(扶養・住宅・通勤等)、各種休暇(慶弔・有休等)、産休・育休・介護休業実績有、資格取得支援、職員寮
インターンシップ
受け入れなど
インターンシップ受け入れ/有り
大学生アルバイト受け入れ/有り
採用担当者連絡先 095-822-1092(吉岩)
honbu2@minorikai.or.jp

社会福祉法人みのり会

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