■トップインタビュー
取材年:2019年
広々とした開放感のあるオフィス。各自の受け持つ業務に加え、毎日のミーティングを大切にしています。東京本社、北海道の各センターと課題を迅速に共有し解決することで、日々、より良いシステム、サービスへと進化しています。
ペイロールは、給与計算業務のアウトソーシング専門の会社です。顧客には大手企業も多く、管理部門が担う人事業務の中で、給与計算業務だけでなく、それに付随する周辺業務を丸ごと引き受けるビジネスモデルで、業界をリードしています。長崎BPO部ジェネラルマネジャーの木村嵩さんにお伺いしました。
長崎BPOセンターは2019年7月に開所されたばかり。なぜ長崎を選ばれたのですか?
「決まった日付で確実な支払いが求められるのが給与です。東京本社のバックアップ拠点として、全国で災害リスクが最も少ない北海道、次いで災害の少ない長崎の地を選びました。ここで働く社員のほとんどが長崎在住者。住み慣れた長崎にいながら、全国の大手企業を相手に大いに活躍してもらっています」
長崎ではどんな業務を担当していますか?
「当社の業務は、『従業員からの情報収集と確認』、これを元にした『給与計算の実行』、それに付随する『各種手続き(提携社労士によるものを含む)』など、多岐に渡ります。それらに必要な機能は、すべて当社でシステム化していますが、企業ごとに制度や課題は大きく異なります。当社の給与計算担当者や顧客の人事担当者様とやりとりをしながら、顧客ごとのニーズに合うサービスをご提案し、次世代システムによる新サービスの中核拠点にもなっています」
木村さんは入社12年目で、管理職として長崎オフィスを任されていますね。
「『仕事の前では皆平等』という社風ですので、自身が気づいたことは誰でも発信できますし、挑戦も失敗も支えてくれます。自分で考え、変えていけるので、どんどん上を目指すことができます。顧客や会社にメリットがあれば、サービスへ迅速に反映されるので喜びも大きいです。給与計算業務はどんな企業にもニーズがあり、市場は企業の数だけあります。このため末広がりで成長する業界です。これからの世の中を大きく変えていける、やりがいのある仕事だと思います」
PROFILE
木村 嵩さん
執行役員
長崎BPO部ジェネラルマネジャー
1985年生まれ、奈良県出身。大東文化大学卒業。2008年入社、翌年北海道BPOセンター立ち上げに参画。2018年7月執行役員就任。2019年2月より現職。「世の中にないものを創るチャレンジ精神が当社の強み」。2019年2月、長崎BPOセンター開所準備のため移住。「長崎の路地や山道は味わい深く、歴史ある街並みを散策するのが最近の休日の楽しみです」
■社員インタビュー
取材年:2019年
ご提供するサービスは、ゼロからお客様と自分たちで作り上げていきます
青陽佑太さん
これまで学んだことを惜しみなく後輩にも伝える青陽さん。自身も先輩にそうしてもらったからだそうです。「役職や経験年数に関係なく誰もが平等に意見を交わし、刺激を与えあって成長できる職場です」
入社7年目、北海道出身の青陽佑太さんにお伺いしました。入社したきっかけは何ですか?
「就職活動中に参加した合同企業説明会でした。若いうちから活躍できる企業を探していて、当社を知りました。木村ジェネラルマネジャーも当時すでに管理職で、若い世代の社員が生き生きと働く姿を見て入社を決めました」
当初の思いを実行に移し、入社後、意欲的に業務に取り組んだ青陽さんは、社内の入社1〜2年目の社員で最も活躍した人に贈られる「新人賞」を1年目にして受賞したとお聞きしました。
「よりよいサービス提供のため、社内でもお客様が相手でも、躊躇なく信念を持って行動できたことが、受賞につながったと思います。自分が認められた瞬間は、今でも励みになっています」
その働きが評価され、長崎オフィス立ち上げに関わることになったそうですね。
「はい。とてもやりがいを感じています。異動してきたメンバーも現地メンバーも年齢が近い人が多く、とてもいい関係を築いています。お客様である企業は製造業、官公庁、サービス業などさまざま。新サービスへの移行業務、運用の見直し、コンサルティングを含めて企業ごとにチームで担当し、より効率的でスムーズなサポートができるよう努力しています」
北海道から長崎に移住した青陽さん。暖かくて住みやすく、食べ物もおいしい長崎での暮らしがとても気に入っているそうです。長崎に来て変わったことは?
「振り返るとこれまでは、目の前の業務で精一杯でした。長崎に来てからは一緒に働く仲間のことまで考えるようになり、組織で働くことの大切さ、組織を作ることの難しさにも改めて気づかされました。アウトソーシングの利用で、企業は人材育成や経営戦略などにさらに注力できます。自分の思いと行動が、企業の成長と日本の発展を支え、世の中を変えていくことを実感しています。長崎で新しい仲間を迎え、みんなで成長し社会に貢献していければと思います」
ご提供するサービスは、ゼロからお客様と自分たちで作り上げていきます
株式会社ペイロール(長崎BPOセンター)
青陽佑太さん
迅速な課題解決の肝はタイムリーな情報共有にあり
9:00 出社 全体朝礼
・オフィス全体で周知すべきことや依頼を共有し、各自の業務へ入る。
9:30 メンバーのOJT
・業務知識のフォローや業務に対する考え方を共有。
10:30 電話会議
・東京本社の営業担当、運用担当者との電話会議。顧客ごとの情報を共有。
12:00 昼休み
13:00 チームミーティング
・長崎オフィス内で、各顧客の担当チームごとにミーティング。進捗や課題を確認、共有し業務へ。
14:00 メンバーのOJT
・業務知識のフォローや業務に対する考え方を共有。
16:00 新サービスに関するミーティング
・長崎、東京、北海道の各拠点を繋いでの電話会議。タイムリーに課題を共有、解決を目指す。
18:00 帰宅
4月に集まったばかりのメンバーだが、仕事への熱意とチームワークは抜群。日々東京、北海道と情報を共有しながら切磋琢磨している、長崎BPOセンターの仲間たち。
■企業概要
株式会社ペイロール(長崎BPOセンター)
所在地 | 長崎市出島町1-41クレインハーバー長崎ビル4階 |
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電話番号 | 095-804-9251 |
ホームページ | https://www.payroll.co.jp/ |
設立 | 1989年 |
代表 | 湯浅哲哉 |
資本金 | 1億円 |
社員数 | 全従業員 888名 2021年3月現在、パート社員含む |
初任給 | 251,349円(大学院卒)、215,505円(大卒) |
休日休暇 | 土・日・祝(週休2日)、年末年始休暇、年次有給休暇、リフレッシュ休暇 (5日間) |
福利厚生 | 加入保険(健康・厚生年金・雇用・労災)、育児・介護による短時間勤務など |
インターンシップ 受け入れなど |
インターンシップ受け入れ/有り 大学生アルバイト受け入れ/有り |
採用担当者連絡先 | recruiting@payroll.co.jp 095-804-9251(長崎人事総務課 平林) |
■企業紹介動画