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税理士法人波多野アンドパートナーズ会計事務所

■トップインタビュー

取材年:2020年

創業74年という歴史を生かしながら
新しい仕組みも取り入れ、顧客に提案
古くて新しい会計事務所のかたち

オフィスは早くから段ボールを活用した仕切りでしっかりパーテーションされています。「平尾段ボールさんの商品で、発売当初、この仕切りをすぐに取り入れました」

税理士や会計士の仕事は歴史と経験が宝

 創業74年目。波多野アンドパートナーズ会計事務所は長崎有数の老舗会計事務所です。所長代理の岡田玲さんにお話を聞きました。
「開業は1946(昭和21年)年で、戦後すぐ、税理士の正式な制度が始まる以前の『税務代議士』の時代でした。現所長の波多野 徹が、先代からの意思を次いでこの業界の発展に尽くしてきたと聞いています。今では税理士事務所の役割も多様化していますが、幅広い業種に対応できる豊富な経験値に対し、特にご評価をいただいています。現在当事務所では税理士以外にもファイナンシャルプランナーや経営・医業経営コンサルタント、宅建などさまざまな資格者を組織内に有しています。また、グループ内にITの専門家もおり、税務や相続はもちろんのこと、顧問先様の戦略パートナーとして総合経営支援を行える体制を作るべく鋭意努力しています」

求められるものをスピーディに提案

 HPを見ると、早くから「コロナ緊急資金繰り対策コーナー」などを作っていますね。
「世の中で求められるものをなるべくスピーディに提供したい。経営理念である『誠実』を本分としながら、常に新しいことに取り組んでいますよ。顧問先様のお悩みもいち早く見つけられる立場にいます。財務金融支援や業務効率化など、さまざまな課題に対し、適切な解決策を顧問先様と一緒に作ることができる存在でありたいと思っています」
 求めているのはどのような人材でしょう。
「まず、論理的思考能力は大切です。ロジカルに物事を考えることは全ての基本だと思っています。ITに強い方も良いですね。ただ、一番大切なのはチャレンジ精神やプロ意識などの物事に取り組む姿勢です。私は営業を経て、その後に簿記というものを知りました。ですから入社後努力するのであれば、簿記が得意でなくても構いません。失敗をしてもめげずに向上心のある人が輝ける会社にしていきたいと思っています。顧問先様の発展に直接関わり、自分も成長できることが魅力の仕事ですので、ぜひ一緒に仕事ができることを願っています」

PROFILE

岡田 玲さん

所長代理

1975年長崎生まれ。大学院卒業後、旭化成ホームズ(株)勤務を経て2010年岡田豊税理士事務所入社。2017年岡田玲税理士事務所開業。2019年より現職。カラオケの十八番はあいみょんの「ハルノヒ」。長崎で好きな場所は「小浜温泉とのんびり山」。「仕事を始めたその日からみんなプロです。誇りをもって頑張りましょう!」

■社員インタビュー

取材年:2020年

月の半ばは監査で月末は税務署に申告
1ヵ月の自分の仕事のペース配分も
ようやく最近身についてきました

高校の時に取った資格が実践に直結。でもまだまだ取りたい資格もたくさんあります!

井上智美さん

仕事を終えると図書館で資格取得の勉強にいそしむという井上さん。「私のポジションでチャレンジできる資格は5、6種あって、消費税や法人税などに関わるTKCという資格試験に今取り組んでいます。実際の仕事に活かせるし、報奨金も出る♪」

「自分が本当にしたいこと」を求めて転身

 入社して丸1年という井上智美さんは、看護学生からの転身組という変わり種です。
 ある意味まったく違う世界では?
「長崎市立商業高校を卒業後、看護学校に進学したのですが、私自身が商業系の作業が得意だったこともあり、やっぱりこういう仕事の方が向いているなと転身しました。今は監査サポート室に配属されており、税理士や監査担当者の補助業務、例えば領収書の仕訳作業などを行っています。簿記1級や情報処理技術1級、ビジネス文書作成1級など、高校の時に取った資格が実務に役立っています」
 そういうことだったんですね。この仕事はやっぱり年度末がピークなんですか?
「年度末の確定申告時期はハードスケジュールになり、残業も続きます。その他は、監査が月の中旬、税務署への申告は月末がピーク。月初が少し緩やかに過ごせます。この2、3カ月でようやく自分の仕事のスピードや、この時期にこれが来るから早めにあれをやっておこう、という1カ月のペース配分ができるようになりました」

事務の基本から学び、RPAの開発担当へ

 「入社直後は右も左もわからず、ずいぶん周りにご迷惑かけましたよ。郵便物は切手を貼って出せば届くとばかり……重さを計って重さに合わせた切手を貼るんですね(笑) レターパックなる物を取扱うのも初めてでした。電話を取っては緊張しまくって先方から怒られ、コールが怖くて受話器に手が出なかったり。今はさすがに(笑)
監査の仕事は、お客様のご自宅で行うこともあります。雨の日は玄関先でコートを脱いでキレイにして上がるなど、だいぶマナーが身についてきました。こんな私でも、会社の外に出れば会社の顔なのですから、背筋も伸びます」
 ああよかった、しっかり成長しているということですね(笑) 
「今では、エクセルが得意なところを認められて、社内の事務作業を効率化するRPA(生産性向上のため業務を自動化する仮想ロボット)の開発担当を任せられています。効率化で浮いた時間はお客様のヒアリングにも充てられるし、繁忙期の残業を減らすことが私のミッションです」
 さっそく実践力として活躍し、頑張り屋さんの面目躍如ですね。

高校の時に取った資格が実践に直結。でもまだまだ取りたい資格もたくさんあります!

国道34号線のビジネス街の一等地。大樹生命ビル2階という恵まれた立地のオフィス。どこに行くにも便利です。

■企業概要

税理士法人波多野アンドパートナーズ会計事務所

所在地 長崎市万才町6-35大樹生命長崎ビル2階
電話番号 095-824-5511
ホームページ https://www.hatano-p.com/
設立 1946年
代表 波多野 徹
資本金 900万円
社員数 全従業員 31名 うち正社員29名(男性20名、女性9名)
初任給 大学卒190,000円 高校卒169,000円
休日休暇 日・祝(土曜日は事務所カレンダーによる)、夏季休暇、年次有給休暇
福利厚生 各種社会保険(健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険)、退職金制度
インターンシップ
受け入れなど
インターンシップ受け入れ/有り
大学生アルバイト受け入れ/有り
採用担当者連絡先 095-824-5511(上川)
s.kamigawa@shakahedns.gr.jp

税理士法人波多野アンドパートナーズ会計事務所

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