■トップインタビュー
取材年:2021年
ニーズウェルは1986年に東京で経営コンサルティング会社としてスタートし、IT化とともにシステム開発事業を拡大。
現在、東証プライムに上場し、独立系システムインテグレータとして、連結子会社3社とともにシステムやソリューションを駆使したビジネスを展開しています。船津浩三社長のお話しです。
「当社グループの中心的な事業は、業務系のシステム開発です。その中でも金融系システムの開発力に自信があり、特に生命保険や損害保険の分野では多数の実績があります。
また、汎用機をオープン化するマイグレーション開発、第三者の立場でお客さまのテスト作業を実施するソフトウェアテスト、企業のDX人材不足の需要に応えるITアウトソーシングサービス、物流現場の省人化、効率化を実現するWMS(倉庫管理システム)の開発、AIやRPAを活用したソリューションビジネスにも取り組んでいます。最近では、長崎大学との産学共同で研究開発した生成AIソリューションを自社内に導入しました。効果検証を行い、お客さまに提供していきます。
当社の強みは、エンドユーザーとの直接取引率の高さです。
システムの企画段階から技術者が一貫して対応することで、企業ごとの課題を的確に解決します」
近年ソリューションビジネスへの注目が高まっています。どのようにサービスを提供していますか。
「経費精算システムや業務自動化ロボットなど、職場の課題に合わせたサービスを扱っていますが、まず社内で導入し、きちんと効果が出たものを自信を持って提供することを大切にしています。
当社は早い段階からペーパーレス化やクラウド化、RPA導入などを推進してきました。そのノウハウをお客さまに還元したいと思います」
2019年10月に開設した長崎開発センターは、どのような狙いがあるのでしょうか。
「首都圏ではIT技術者の不足が深刻で、今後も優秀な人材が必要不可欠です。九州の地元で勤務を希望する優秀な人材に当社で働いていただきたいと考えています。長崎開発センターでは、セキュアなリモート環境も整え、遠隔地でありながら本社と同レベルの開発業務が可能な体制としています」採用面ではどのような点を重視していますか。
「IT業界の技術革新は、今後も全く想像できない新しい分野に広がるでしょう。
そうした中で、自ら新しい技術を取り入れる向上心、そして一回でくじけない強いチャレンジ精神を持った人材を求めています」
PROFILE
船津浩三さん
代表取締役社長
1951年長崎県生まれ。IT系企業で経験を重ね、2014年にニーズウェルに入社して顧問を務める。その後、2016年12月から代表取締役社長に。人材育成を第一に考えており、特に教育・研修制度に力を入れています。「社員には技術者としてだけでなく、社会人としても人間としても器を広げ、どんな場所でも通用する有用な人材に成長してもらえたら」と語ります。
■社員インタビュー
取材年:2021年
充実した研修や先輩社員の指導のおかげで順調にスキルアップしています!
船本京香さん
大学での専門分野はIT系ではなく、まさにゼロからのスタート。それでも充実した研修内容と先輩の手厚い指導で、のびのびと仕事ができていると船本さんは笑顔で話します。新たなプログラミング言語も勉強中です。
2020年4月に新卒採用された船本京香さん。新卒社員は入社後、東京の本社で業務を担当しながらシステム開発のノウハウを学ぶことになっており、現在その真っ只中です。
「IT業界は全くの未経験からの入社で、プログラミング言語など毎日覚えることばかりで苦労しています。しかし基礎知識を学ぶeラーニングやOJTのプログラムが充実しているので、順調にステップアップできています。先輩方も本当に優しい方ばかりで、一つひとつの専門用語から丁寧に教えてくださるので、一緒に働くのがとても楽しいです。入社後はAIの開発チームやソフトウェアロボットによって定型作業を自動化するRPAのチームに所属しました。チーム全員で協力して課題をクリアする達成感がモチベーションに繋がっています」
長崎市出身で、地元大学に進学。就職活動でも地元企業を重視しつつ、一度は県外に出たいという気持ちもあったそうですね。
「はい。そんな中でちょうど長崎開発センターの募集を知り、東京で勤務しながらスキルアップを目指すプログラムが、自分の希望するキャリアにぴったりでした。今は東京での生活を満喫しています(笑)。それに外から長崎という場所を見ると、やっぱり人のあたたかさや親切なところは魅力だと思います。また入社の決め手となったもう一つの理由が、会社説明会での社員の方の雰囲気です。とても和やかで明るくて、こんな素敵な人たちと一緒に働きたいと感じました」
現在はリモート勤務が中心の船本さん。入社当初からそうした勤務環境で、WEB共同作業ツールを活用しながらスムーズに作業を進めています。長崎開発センターに拠点を移した際には、東京の本社と同じ第一線の開発業務を即戦力として担当する予定です。
「まだまだ一人でプログラミングをするのも難しいですが、どんどん技術を修得して、先輩のように活躍できるようになりたいです。そして地元の長崎で、少しでも多くの人の役に立つものづくりに取り組んでいきたいと思います」
充実した研修や先輩社員の指導のおかげで順調にスキルアップしています!
株式会社ニーズウェル(長崎開発センター)
船本京香さん
終業後は同期と一緒においしいお酒と料理を堪能
平日の終業後や休日に、同期と集まって食事を楽しむのが息抜きだと話す船本さん。「大好きなワインに合う料理を楽しめるお店を選ぶことが多いですね。東京の本社周辺にもお店が多く、どこに足を運ぶのか迷うほどです」。ときには船本さんの自宅に集まってお酒を楽しむこともあるそう。「学生時代はいつもお気に入りのお店に通っていたので、来年勤務地が長崎に戻った際には、もっと新しいお店を開拓してみたいと思います」
長崎開発センターオフィス内。リモートで本社と同様の仕事ができるセキュアな環境を整えており、100名体制を目標に、採用も順次進めて2024年4月時点では約50名の体制になりました。
■企業概要
株式会社ニーズウェル(長崎開発センター)
所在地 | 長崎市興善町2-21明治安田生命長崎興善町ビル6階 |
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電話番号 | 050-5357-8348 |
ホームページ | https://www.needswell.com/ |
設立 | 1986年 |
代表 | 船津浩三 |
資本金 | 9億8百万円(2022年9月30日時点) |
社員数 | 全従業員 603名 うち正社員603名(男性446名 女性157名) |
初任給 | 大学院卒237,000円、大学卒220,000円、高校卒194,000円 |
休日休暇 | 土・日・祝日(週休2日)、夏期休暇、年末年始休暇、年次有給休暇、その他(慶忌、特別休暇、育児・介護休暇) |
福利厚生 | 各種社会保険(健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険)、育児休業制度、介護休業制度、その他福利厚生(時間短縮勤務制度、社員持株会、保養所など)、確定拠出年金 |
インターンシップ 受け入れなど |
インターンシップ受け入れ/有り 大学生アルバイト受け入れ/無し |
採用担当者連絡先 | 050-5357-8345 saiyou@needswell.com |
■企業紹介動画