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長崎自動車株式会社

■トップインタビュー

取材年:2019年

安全かつ誠実なバス運行で
人と街を結ぶことで
長崎のまちづくりに貢献

時代に合わせて路線や時刻、機能を見直しながら、常に安全第一で市民の暮らしを支えているバス事業。長崎の街によく映えるトリコロールカラーのバスは、長崎市域、西彼杵半島および長崎半島全域で運行しています。

公共交通も、わくわくする商業施設も

 乗合バス事業を基盤に長崎の公共交通を支えながら、商業施設みらいながさきココウォークの運営や不動産事業など、地域に密着した幅広い事業に取り組んでいる長崎自動車。嶋崎真英社長にお話を聞きました。
「交通事業者として、お客様の安全を最優先に行動することを全社員に浸透させています。また人材育成の拠点施設である長崎バス安全教育センターにはバスが走行できるコースを備え、運転技術の向上にも力を入れています。そして事業において何より大切なのは、地域の皆様からの信頼だと考えています。これは一朝一夕に得られるものではなく、日々の職務における地道な努力の積み重ねによって築かれるものです」
 職場の雰囲気はいかがですか。
「より良い職場のために社員自ら発言できる自由闊達な環境を大切にしています。コミュニケーションも盛んで、仕事に対して前向きな姿勢で取り組んでいます。また職種や年代、性別などに関係なく、スキルアップのための研修の機会を充実させています」

全国初、Tポイントが貯まるICカード

 新しいICカードのエヌタスTカードのサービスが2019年9月16日からスタートしました。
「はい。これはバスだけではなく県内提携タクシーや加盟店での買い物、飲食などにも利用できる多機能電子マネーです。カード利用でTポイントが貯まるサービスは、一般路線バスとしては全国初の取り組みです。今後はエヌタスTカードをきっかけに地域独自の新しい価値を創造し、電子マネーと情報の好循環を実現したいと思います」
 事業全体として、地元の長崎との繋がりが深い印象です。
「私たちは地域を支え、また地域の皆さまに支えられる企業として歩んでいきたいと考えています。長崎バスグループとして鉄道や観光、ホテルなど幅広い分野に進出していますが、全てその方向性は一致しています。これからもお客様が求めているものを読み解きながら、長崎の未来を創造していきます」

PROFILE

嶋崎真英さん

代表取締役社長

慶應義塾大学を卒業後、1980年に長崎自動車入社。その後取締役企画開発部長や常務取締役を経て、長崎自動車代表取締役社長に就任。求める人材は「周囲の人を巻き込んでいける、長崎のために活躍したいという熱意溢れる人」とのこと。

■社員インタビュー

取材年:2019年

街の変化に対応しながら
日々の暮らしを支える
やりがいのある仕事

地域の暮らしのニーズに合わせた正確なバスの運行を支えています

北川宗太郎さん

路線の変更や運賃の改訂など、数ヶ月に渡って長期的に取り組むプロジェクトも多く、無事に終わって運行がそのまま続くとホッとするとのこと。

バスの運行を裏で支える業務課の仕事

 落ち着いて言葉を選ぶ話し振りから、実直さが伝わってくる北川宗太郎さん。バスの運行を裏で支える業務課に所属しています。
「新しい路線の追加・延長や運賃の改定、ダイヤの変更を行う際に、長崎運輸支局への申請や届け出が必要となります。その取りまとめを行うのが業務課の役割です。また走行距離や各営業所別の売り上げの集計も担当しており、他の部署と比べて社外とのやりとりが多いのが特徴です」
 日常生活で当たり前のように利用するバス。入社後、その運行に関わる責任の重さを感じたそう。「バスの運行は、お客様の命を預かる仕事。大きな責任が伴うからこそ、厳正な点呼や管理体制を全社員で徹底していたので、入社後に緊張感が生まれました。私たちの仕事はある意味、できて当たり前。そういう認識がお客様にとっても理想ですし、社員一人一人がその裏で長崎の暮らしを支えている。そんな地域に根ざした仕事に携わっていることを、日々実感しています」

自分の仕事がまちへの愛着に直結

 もともと長崎出身で、福岡の大学に進学後、そのまま県外で3年間働いていた北川さん。長崎弁が飛び交う現在の職場は、なんだかほっとするんだとか。
「地元で腰を据えて仕事ができるのは、気持ちも落ち着きます。またバス事業を中心に、弊社は長崎のまちづくりに繋がる取り組みに力を入れているので、自分の生まれ育った街への愛着とリンクしていると思います。目の前の仕事がお客様の生活を支える一つのピースだと思うと、やりがいを感じます」
 暮らしに密着したバス事業。長崎の街が変われば、それに合わせて臨機応変に対応することが大切だと北川さんは話します。
「例えば新しい団地ができるとそこにバスの路線を伸ばすなどして、お客様の暮らしのニーズに応えます。常に街は変化し続けているので、お客様の暮らしに丁寧に寄り添いながら、これからも安心・安全な運行を日々積み重ねていきます」

地域の暮らしのニーズに合わせた正確なバスの運行を支えています

部署内には仕切りがなく、いつもでコミュニケーションを取りやすい職場環境となっています。「それぞれの進捗や課題も共有しやすいので、お互いにうまくフォローし合っています」

■企業概要

長崎自動車株式会社

所在地 長崎市新地町3-17
電話番号 095-826-1177
設立 1936年
代表 嶋崎真英
資本金 7億8,000万円
社員数 全従業員 964名 うち正社員887名(男性855名 女性32名)
初任給 大学院卒180,000円、大学卒180,000円、高校卒155,000円(賞与有り、昇給有り)
休日休暇 本社勤務:完全週2日制、営業所勤務:シフト制による、年次有給休暇
福利厚生 各種社会保険(健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険)・退職金制度・育児休業制度・介護休業制度ほか
インターンシップ
受け入れなど
インターンシップ受け入れ/無し
大学生アルバイト受け入れ/無し
採用担当者連絡先 095-826-1117(土居)
s.doi@nagasaki-bus.co.jp

長崎自動車株式会社

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