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長崎文化放送株式会社

■トップインタビュー

取材年:2025年

テレビとネットを組み合わせ
長崎の地域ごとの魅力を
県内外に広く発信

長崎県内のスポーツを盛り上げることを目的に、地元選手にスポットライトを当てる生放送の番組「スポ魂☆長崎ながさき」も、地域に密着した自社制作番組の一つ。

地域と密着したメディアとしての役割

―マスコミ業界で働こうと思ったきっかけを教えてください。
「私が就活していた時代は今と違って、男性と女性とでは活躍できる業界が限られていました。そのような時代でもマスコミ、特に朝日新聞社は比較的ジェンダーの垣根が低かったものですし、社会にも興味があったので朝日新聞社に就職いたしました。新聞記者として経験を積んだ後、デジタルメディア本部長を経て、ネット専門メディアの朝日インタラクティブの社長に就任いたしました。その後再び朝日新聞社に戻り、デジタル部門や技術部門の執行役員、取締役を経験、2022年に長崎文化放送の常務として長崎へ赴任し、翌年社長に就任いたしました。」
―テレビ局のトップとしてのご感想をお聞かせください。
「まず、長崎特有の事例としては、山や離島が多く、放送設備維持の大変さです。あらゆる地域の方々に情報をお届けするためには、テレビの電波をつないでいく中継局もたくさん必要ですし、潮風や強風にさらされる設備の保守にも注意が必要です。平らな関東地方とは異なります。弊社は、県民すべてが楽しめる放送を維持しながら、地域と密着した関わりは大切にしたいと思っています。番組では、“スポ魂☆ながさき”、夏の高校野球中継などはスポーツに特化したテレビ番組として力を入れています。」

長崎出身で地元への愛が強い大学生を採用

―地域との関わりという点で言うと、御社は長崎出身の大学生を新規採用しているそうですね。
「地元の大学から採用することもありますし、県外の大学を出て長崎へ戻ってきたという社員も多くいます。今後も長崎の雇用に貢献し続けていくつもりです。」
―最後に、御社で働きたいと思っている方へ対して、求める人物像があれば教えてください。
「今のテレビ局は一つのメディアの力だけでなく、イベントやさまざまな媒体、分野も併せて活動しています。これからも地元色を強く打ち出していきますので、地元への愛情をお持ちの方、いろんな事に興味も持って新しい未来を一緒に作り上げて行くという考えの方からの応募に期待しています。」

PROFILE

大西 弘美さん

代表取締役社長

1960年7月4日生まれ。千葉県出身。県立千葉高校卒業後、東京大学教養学部へ進学。卒業後、朝日新聞社へ就職。記者、電子電波メディア局長。2009年に、朝日インタラクティブ社長。朝日新聞社に戻り取締役、執行役員など。2022年、常務として長崎文化放送へ出向。2023年、社長就任。
趣味、興味は、地学・火山学(長崎県地学会会員、「日本火山の会」会員)。その他には刺繍、編み物、料理、製菓、ダンス。

■社員インタビュー

取材年:2019年

さまざまな部署と連携を取りながら
より多くの方に観ていただける
番組編成を目指しています

番組編成や広報、番組データを作成。放送を支える縁の下の力持ち!

宇佐美武史さん

番組の安全で適切な放送運行を管理することも宇佐美さんの大きな仕事。きちんと決められた位置で番組やCMが流れるのか、常に気を配って確認しています。

番組編成は放送局の縁の下の力持ち

 入社8年目の宇佐美武史さんは編成部に所属しています(2021年現在は報道局へ異動)。どの時間帯に番組やCMを放送するのか、1年365日24時間分の番組編成を行なっています。
「キー局のテレビ朝日が制作している番組はある程度フォーマットがありますが、自社で制作・放送する番組は、効果的なCMのタイミングなどを一から考える必要があります。編成部は放送の全てに関わるため、いろんな部署と連携を取り、その関係調整と意思決定が大きな役割です。制作側としては番組本編の途中にCMをなるべく入れたくないし、一方で営業側としてはお金を稼ぐためにCM枠が必要です。両者が納得するバランスの良い編成を心がけています」
 番組宣伝(番宣)を流すタイミングを決める上での工夫はありますか。
「どの時間にどういった年代の視聴者が多いのか、傾向を把握することが大切です。平日の昼過ぎなら主婦やお年寄り向け、深夜帯なら若者向けの番宣を流すようにしています。視聴率の獲得という命題がありますから、少しでも多くの方に観ていただける、そして営業がCM枠を販売しやすい番組編成が目標です。実は2019年上半期は、6時〜24時の時間帯視聴率で地区内1位を獲得でき、今後の自信に繋がりました」
 その他、番組の放送運行にも携わっているそうですね。
「はい。指定したタイミングできちんとCMが流れるのか、テロップが適切な位置で表示されるのかなどを管理し、放送事故のない安全な放送に務めています。特に大きな災害時は臨時ニュースなどで編成を急遽変更する場合があり、とても気を使う場面もあります」

職場のチームワークが番組制作にも生きる

 会社の働きやすさはいかがですか。
「社内はプライベートで一緒に遊びに行くほど仲の良い明るい雰囲気です。普段テレビで放送している番組の制作には、編成や営業なども含めさまざまな部署の人が関わっていて、みんなで力を合わせて取り組んでいます。そうした中でのチームワークの良さは魅力の一つです。今後は編成以外の部署を経験することになると思いますが、いろんな部署で自分の仕事の幅を広げていきたいと思います」

番組編成や広報、番組データを作成。放送を支える縁の下の力持ち!

視聴率という明確な数字が、モチベーションに繋がると話す宇佐美さん。

■企業概要

長崎文化放送株式会社

所在地 長崎市茂里町3-2
電話番号 095-843-7000
ホームページ https://www.ncctv.co.jp
設立 開局 1990年4月1日
代表 大西 弘美
資本金 1億円
社員数 全従業員 72名 男性55名、女性17名
初任給 大学卒 225,500円(住宅手当含む)
大学院了 238,200円(住宅手当含む)
休日休暇 土・日曜 ・祝日
12/30~1/3
福利厚生 ・各種社会保険完備・インフルエンザ・検診補助
( 人間ドック、PET検診補助制度あり/年齢指定あり )
・資格取得支援制度・ホテル宿泊割引・スポーツクラブ利用割引
・長崎県美術館入場券・産休・育児休暇制度( 取得実績あり )
・時短勤務制度 など
インターンシップ
受け入れなど
インターンシップ受け入れ/有り
大学生アルバイト受け入れ/有り
採用担当者連絡先 katsutomo@ncctv.co.jp
095-843-7001(朝長)

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