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長崎放送株式会社

■トップインタビュー

取材年:2021年

70年の歴史を受け継ぐ
意欲的な放送人たちと
長崎の情報を広く発信する

「長崎の今にピン!と」をテーマに、最新のニュースや暮らしに役立つ情報を分かりやすく伝える平日夕方の情報番組「Pint」。地域に密着したタイムリーな情報を日々届けています。

長崎駅再開発に建つ新社屋に移転

 2022年に創立70周年となるNBC長崎放送。2021年11月からは、長崎駅周辺の再開発エリアに完成した新社屋で新しい歴史を歩み始めます。東晋社長のお話です。
「ラジオ局だった長崎放送は、1959年にテレビ放送をスタートし、県内民放唯一のラジオ・テレビの兼営局となりました。現在は番組制作だけではなく、生活や番組の情報を集約した『NBCアプリ』や、ネット動画を配信。さらにドローン撮影にもいち早く力を入れており、『5時間リレーマラソン』や『ブラス&マーチングフェスティバル』など、市民参加型のスポーツ・音楽イベントも開催しています。こうした新しい取り組みの一方で、放送局としての番組制作力は着実に受け継がれており、70年の重みを感じながら若手も育っています。長崎放送の軸となるのは、地域密着と地域貢献です。長崎の歴史や文化を広く発信するとともに、事件事故や災害、生活情報など、暮らしに役立つ情報を届けることを大切にしています」
 事業も多様化する中で、どんな人材を求めていますか。
「放送への関心や地元愛は必須として、いろんな分野に興味を持ってほしいと思います。私が入社した頃は、この分野を語らせると間違いないという文化人のような社員が多くいました。どのような職種でも、放送に携わる人間として知識欲は旺盛であってほしいですね」

NBCは女性が働きやすい、その訳は?

 長崎放送は部署を問わず女性社員が活躍しているのが印象的です。
「弊社では長年、性別によって労働条件や給与体系を分けていません。また管理職でも当たり前のように女性が活躍しており、産休・育休を活用して復職する社員も多くいます。男女問わず働きやすい環境、そしてきちんと成長が評価される体制は会社の歴史の中に息づいています」
 新社屋への移転も予定される中、今後の展望を教えてください。
「新しい建物の1階はカフェが入るほか、イベントでの利用も計画、外部に向けた大型ビジョンの設置などで、長崎駅周辺の賑わいにも貢献できると考えています。そして地域に密着した放送局として、今後も地元の情報発信に力を入れていきます」

PROFILE

東 晋さん

代表取締役社長

1959年長崎県生まれ。慶應義塾大学を卒業後、長崎放送に入社。営業や報道、事業など様々な部署を経験し、2002年にテレビ局長に就任。その後2004年からは取締役を務め、2014年から現職。趣味はゴルフや旅行、音楽鑑賞。新社屋の完成を心待ちにしながら、2022年の会社創立70周年に向けて社員とともに新たな挑戦を続けています。

■社員インタビュー

取材年:2021年

経験豊富な先輩社員を見習って
さまざまな取材を重ねていく中で
自分らしい専門知識を磨きます

情報の切り取り方、伝え方に気を配りながら番組制作に励んでいます!

大保さやかさん

県内各地を取材して回る大保さん。「インターネットも盛んな時代ですけど、取材の中では普段からテレビを見ている方の多さも感じます」とのこと。

学生時代のバイトを経て報道記者へ

 就職活動では地元の長崎県内のマスコミを志望していた大保さやかさん。2017年に長崎放送に入社しました。
「大学時代にカメラアシスタントのアルバイトを通して放送現場を間近に見て、日々いろんな刺激に溢れた現場を経験できることが魅力的でした。報道記者となり、普段は会えない方々と直接会って話を聞くことができるのは大きなやりがいです」
 日々新しい情報を伝える報道現場。歴史のある長崎放送には、ベテランの記者やカメラマンも多いと思いますが、職場の雰囲気はいかがですか。
「放送業務において、新人だからと特別扱いはされません。間違いはその場できちんと指摘されます。でも良い意味でさっぱりしているというか、その日のニュース終了を区切りに翌日の放送に向かう一体感のある雰囲気は、自分に合っています。そして経験豊富な先輩社員の方々は、一つの情報を多角的に見ていて、私が思いもよらない視点で取材されています。こうした情報の切り取り方や着眼点を見習っていきたいです」

情報の切り取り方が問われるディレクターの仕事

 2020年11月からはディレクターとなり、まとまった放送時間の番組を担当する機会が増えました。
「これまで担当していたのは1分半程度の短い放送枠でしたが、現在は10分近くの尺の長い放送枠を担当しています。時間が長い分だけいろいろな角度から取材して情報を盛り込む必要があり、ディレクターとして情報の切り取り方が問われます。カメラマンの方からは、ナレーションで全て解説するのではなく、映像で語らせることも大切だと教わりました。また取材期間も長くなるため、取材相手の方とじっくり関係を深めて、思いや情報が細かなニュアンスまで伝わるようになりたいです」
 今後の目標を教えてください。
「スポーツや芸術、歴史、平和活動など、報道制作部の先輩方は、皆さんそれぞれに詳しい専門分野を持っています。まだまだ私は経験が浅いですが、これから自分の興味のある分野を見つけて『これを聞きたいときは大保に聞けば分かる』と言われるように知識と経験を積み重ねていきたいです」

情報の切り取り方、伝え方に気を配りながら番組制作に励んでいます!

■企業概要

長崎放送株式会社

所在地 長崎市尾上町5-6
電話番号 095-824-3111
ホームページ https://www.nbc-nagasaki.co.jp
設立 1952年
代表 東 晋
資本金 4億5,000万円
社員数 全従業員 227名 うち正社員84名(男性66名 女性18名)
初任給 大学卒210,000円
休日休暇 土・日・祝日(週休2日)、夏期休暇、年末年始休暇、年次有給休暇
福利厚生 各種社会保険(健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険)、退職金制度、育児休業制度、リフレッシュ制度あり
インターンシップ
受け入れなど
インターンシップ受け入れ/有り(状況に応じて)
大学生アルバイト受け入れ/有り
採用担当者連絡先 総務技術局総務人事部
jinji@nbc-nagasaki.co.jp

長崎放送株式会社

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