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滲透工業株式会社

■トップインタビュー

取材年:2019年

Change・Challenge・Chance・Communication
4つの「C」を企業モットーに掲げ、現状に満足する事無くより高い付加価値を創造し、
常に品質向上と新しい金属表面改質技術を追求致します

本社・長崎工場では2023年8月にプラズマCVD室を新設し、同年12月には航空宇宙・防衛産業にも特化した品質マネジメントシステム「JISQ 9100」の認証を取得致しました。今後はプラズマCVD加工をスタートし太陽光発電や半導体、航空宇宙などの新たな分野へチャレンジしていきます。

オンリーワンの技術をさらに磨く

 金属材料の表面を化工することで、耐高温酸化性や耐摩耗性などを高める表面改質処理。この分野でオンリーワンの技術を有する滲透工業は海外工場での現地生産も行なっており、まさに長崎を拠点に国内・世界で活躍している企業です。西亮社長のお話です。
「創業は1948(昭和23)年で、もとはランスパイプという製鉄業で用いられる酸素吹き込み管の製造を事業の柱としていました。しかし造船不況や景気悪化の影響から新たな事業展開が必要となり、高い技術力を活かした金属の表面改質処理技術の開発を進めてきました。毎年全国の展示会に積極的に参加し、表面改質処理の技術を役立てるヒントを得るため、さまざまな業界の問題点をヒアリングしています。そこから共同研究や、新しい技術の特許の取得に繋がることもあります」
 実際にどのような分野で表面改質処理は役立てられているのですか。
「自動車製造や鉄鋼、造船、電機、エネルギーなどさまざまな分野で活躍しています。また近年は燃料電池自動車の電極材の処理や、バイオマス発電の部品にも携わっています。あまり目に見える部分ではありませんが、その品質の高さと技術力は弊社ならではです。金属表面改質のパイオニアとして、日々研究開発やさらなる技術の向上に励んでいます」

積極的な設備投資で作業を効率化

 社員の働き方についてどのようにお考えですか。
「あらかじめ計画を立て、いつまでにこれをすると決めて動くよう全員が心がけています。社内のどの部署でも残業はほとんどありませんし、作業の効率化のため、弊社としてもIoTやロボットへの設備投資は積極的に進めています。また仕事で必要な資格取得の費用は全額会社負担で、社内全体のスキルの底上げができるよう研修も行なっています」
 採用面ではどのような人材を求めていますか。
「どうしてなんだろうと、物事に常に疑問を持って取り組むことがものづくりには必要です。そして学生時代に何かに熱心に打ち込んだ経験が社会に出てから役に立ちます。興味があれば、きっと自分の世界はどんどん広がっていくと思います」

PROFILE

西 亮さん

代表取締役社長

1952年長崎市生まれ。千葉工業大学工学部を卒業後、1975年に入社。さまざまな部署を経験する中で、イタリア工場の設立から中心となって携わるなど海外展開にも尽力。その後1993年から現職。県内学生の採用に力を入れており、地元の工業高校での説明会を積極的に開催。さらにものづくりへの関心を持ってもらいたいと工場見学も受け入れている。

■社員インタビュー

取材年:2026年

品質を守り、技術を進化させる。挑戦し続ける技術開発。

新しい技術に触れる場面が多く、知識が広がるのが面白いです!

岩永 智利さん

電子顕微鏡で試作品の組成を分析し、結果を踏まえて改良を進めていきます。思い通りにならないことも多いですが、原因を突き止めて次の試作に反映するプロセスが、技術開発の醍醐味です。小さな発見の積み重ねが製品の品質向上や新たな技術の創造へとつながっています。

技術を創り、技術を新たな領域へ活かす開発

入社5年目の岩永さんは、技術部に所属。新たな表面改質処理の開発やお客様から依頼を受けた新たな製品への処理の最適化などに取り組んでいます。
「技術開発室の仕事は多岐にわたりますが、新たな技術を生み出すことと、既存の技術を新たな領域へ応用していくことが重要な役割です。日々の業務では、量産品の品質管理を行いながら、表面改質処理後の耐久試験や特性評価を通して製品が求める性能を安定して発揮できているかを確認しています。また、不良品や異常品の分析も大切な業務です。原因を突き止め、改善していくことで製品の安定性向上につなげています。
当社では、社内で蓄積してきた技術をもとに、さまざまな業界への展開にも取り組んでいます。例えば自動車分野の企業では一つの領域を深く掘り下げることが多いですが、当社ではさまざまな業界へ技術を応用しており、扱う材料や条件も多岐にわたります。幅広い分野に挑戦できるため、毎回新しい発見があり、技術者としての視野が広がる面白さがあります。現在は航空・宇宙分野や水素分野、全固体電池など次世代のインフラを担うような最新鋭の技術開発にも取り組んでいます。
技術を創り、技術を広げる。その両方に挑戦できることが、この仕事の大きな魅力です。」

技術者としての視野を広げる

 ―滲透工業を選んだ理由はどのようなものですか。 「大学時代に金属に関する研究に取り組んでいたことから,長崎県内で大学で学んだ知識を活かせる企業を探していた際に当社と出会いました。当社は多数の特許を保有し,長崎県内にとどまらず国内でも他にない,オンリーワンの技術で産業を支えている点に興味を持ちました。また既存技術に満足せず,常に新しいことへ挑戦し続けている姿勢に共感し,自分もその環境で成長できると感じたことが大きな魅力でした。」

新しい技術に触れる場面が多く、知識が広がるのが面白いです!

社内設備の一部は自社で設計・製作しており、関連部署と連携して仕様変更や改良を行っています。設備を内製することで、工程に適した環境を社内で構築しています。

■企業概要

滲透工業株式会社

所在地 西彼杵郡時津町久留里郷376-10
電話番号 095-882-0630
ホームページ http://www.shinto-lance.co.jp
設立 1953年4月
代表 西 亮
資本金 6,000万円
社員数 全従業員 161名 男性142名 女性19名
初任給 252,000円(理系大学院卒)、250,000円(理系大学卒)、201,000円(高卒)
※令和8年4月入社
休日休暇 土日完全週休二日制(その他休日は当社カレンダーによる)年間休日120日
福利厚生 各種社会保険(健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険)、退職金制度(勤続3年以上)、育児休業制度、資格取得補助制度、社内預金制度、従業員持株会
インターンシップ
受け入れなど
インターンシップ受け入れ/有り
大学生アルバイト受け入れ/無し
採用担当者連絡先 095-882-0630 (本社総務部/井立田) 
y.itachida@shinto-lance.co.jp

滲透工業株式会社

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