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九州教具グループ

■トップインタビュー

取材年:2021年

未来を拓くビジネスモデルを追求
自由な発想やアイデアが
多様性に溢れた会社をつくる

最新のホテルシステムを導入。非接触によるチェックイン、チェックアウト機能のほか、予約や宿泊データなど一括処理および管理するソフトウェアが内蔵されています。

物販営業からソリューションビジネスへ

 時代の流れやニーズをいち早くキャッチし、事業拡大を続ける九州教具グループ。グループ各社の中で主軸となるソリューション事業(Q-bicソリューションズ(株))と肩を並べるまでに成長したのが、ビジネスホテル事業(Q-bicホテルズ(株))です。船橋修一社長にお話を聞きました。
「私がこの会社に入社した当時、主流だったのがお客様へモノを売るだけの御用聞き営業スタイルでした。将来性に疑問を感じた私は、ソリューション(問題解決)提案型に特化した新たなビジネスモデルを構築する必要があると確信しました。1996年にオープンしたベルビュー長崎出島は、そのための実験場でもあったんですよ。開業時の幹部スタッフは、もともと当社の営業マンであり、売る側から買う側に回った彼らから、ホテルで使用するイスやデスクなど一つひとつの商材に対して、要望やクレームが入りました。そのようなやりとりを重ねた結果、既存の営業スタイルのままでは得られなかったソリューションが生まれるようになりました」
 現在、運営するビジネスホテルは長崎市内に3つ、波佐見町に1つ。2020年4月までに最新のホテルシステムの導入が完了するなど、未来を見据えた取り組みが実践される中、人的余力が生まれ新規部署の立ち上げにつながるなど、さまざまな好循環も生まれているそうです。さらなる成長を目指して、どのような人材を求めているのでしょうか。

面接で一言「君のアイデアを実現する」

 「自分で自分を切り拓こうとする人、学ぼうと思う力を持っている人です。そしてもし、面接の際にこの会社はどういう夢を与えてくれるのかと問われたら、私は、君のアイデアを実現すると答えます。アイデアがなければ、持てるように促します。当社は、いろいろなチャレンジの場を与えられる会社です。最初は自分には合わないと思った仕事でも、とにかくやってみようという気持ちで取り組んで欲しいですね。そこで得たスキルやノウハウは、必ず次のステップで活きてくるはずです」

PROFILE

船橋修一さん

代表

1959年長崎市生まれ。長崎造船大学(現、長崎総合科学大学)管理工学科卒業後、ネバダ州立大学へ短期留学。1987年九州教具入社。顧客データベースの構築や社内グループウェアの自社開発を行い、御用聞き営業スタイルをソリューション(問題解決)提案型に変革。一方、長崎市内でビジネスホテル事業に着手。「人の役に立つ人間になる」を軸に、現場力・社員力の向上を図っている。趣味はヴィンテージバイクいじりとヘヴィーな読書。

■社員インタビュー

取材年:2021年

ホテルの仕事はチームプレー
一つひとつ真摯に取り組むことで
可能性の幅が広がります

“荒木さんの笑顔が良かった”。お客様の言葉が励みになります

荒木桜子さん

フロント業務は予約入力、電話対応、チェックイン、チェックアウトの対応などが中心。「どうすればよりお客様にご満足いただけるか?」を考えて、日々奮闘中です。

ワークライフバランスを大切にする社風に魅かれて

 荒木桜子さんはホテルベルビュー長崎出島のフロントスタッフ。一般的にシフト制が多く、有給休暇を取りづらいイメージがありますが、この会社では、より良いワークライフバランスの実現に向けた取り組みが進んでいます。荒木さんにとっても、入社を決めるポイントになったのだそうです。
「産休や育休、記念日休暇など制度が整っていると知り、社員のことを考えている、働きやすそうな会社だなと思いました。実際、毎年誕生日に休みを取っています。育休後、職場復帰した先輩もたくさんいるんですよ」
 研修など、サポート体制について教えてください。
「入社当初に社会人としての心構えなど、ビジネスパーソンとして必要なノウハウを学ぶ研修があります。その後のホテルスタッフ用の研修では、接客技術をイチから教えてもらいます。半年経った頃にはフォローアップ研修があり、私自身、仕事のやり方にとても悩んでいた時期でしたので、これからどうなりたいか、周りからどう評価されているか客観的に認識する機会になりました」

「ミスをするのは仕事をしているから」

 最初から仕事は順調でしたか?
「いえいえ。一度私のミスでオーバーブックしてしまったことがありました。本当に落ち込んだのですが、先輩から“ミスをするのは仕事をしているから。仕事をしなかったらミスもしない”と声をかけてもらい、仕事に対する意識が大きく変わりました」
 働きやすい環境なのですね。
「はい。この仕事は他部署との連携も欠かせません。例えば、パソコン関係のトラブルが発生した時には、担当部署の力を借りることがたびたびあります。設備に不備があった場合も、支配人経験者や資格を持ったベテランスタッフが揃った部署が対応してくれます。安心してお願いすることができます。ホテルの仕事には、一人でできるものはなく、ミスをしてもフォローし合える信頼関係を築いておくことが大切です」
 後輩の指導を任されるなど、活躍の場が広がっている荒木さん。チームの一員として、日々成長しています。

“荒木さんの笑顔が良かった”。お客様の言葉が励みになります

荒木さんが勤務するホテルベルビュー長崎出島。

■企業概要

九州教具グループ

所在地 大村市桜馬場1丁目214-2
電話番号 0957-53-2177
ホームページ https://www.q-bic.net/
設立 1950年(創業1946年)
代表 船橋修一
資本金 3,000万円
社員数 全従業員 140名 男性79名、女性61名 うち正社員88名
初任給 大学院卒・大学卒173,000円〜、
高校卒150,000円〜
休日休暇 土日祝、夏季休暇、年末年始休暇、年次有給休暇
※ホテル事業は月8回休
福利厚生 加入保険(健康・厚生年金・雇用・労災)、退職金制度、資格取得補助制度、育児休業制度、介護休業制度、時間有給休暇制度
インターンシップ
受け入れなど
インターンシップ受け入れ/無し
大学生アルバイト受け入れ/有り
採用担当者連絡先 0957-53-1069(内村)
saiyo-ohmura@q-bic.co.jp

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