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九州ビルド株式会社

■トップインタビュー

取材年:2019年

造園・外構・土木の3事業を展開する
「総合エクステリア」企業
緑と触れ合い感性豊かに働ける

2018年1月に移転された長崎県庁新庁舎まわりの造園、植物の管理を請け負ったのがこの九州ビルド。自治体などから受注し、公共財という形として長年残っていく業務も多数あるため、地域の方々の目に触れ記憶に残る仕事ができ、誇りを持って働くことができます。

ビルドという社名に込めた意味

 九州ビルドは、造園業を中心に土木工事、外構工事なども行う「総合エクステリア企業」です。その名前から、ビル関係の建築会社と間違われることもあるそうですが、ビルドという言葉には、実直な仕事を通じて信頼を「コツコツ一歩ずつ築き上げていく」という意味が込められています。30代半ばの若きリーダー・田雑孝史専務にお話を伺いました。
「植物や植木と直接触れ合うことができるのが造園の魅力です。建物を裸の人間だとすると、造園はそれに服を着せる役。どれだけその人を良く魅せられるかを考えて造るのが楽しいところですね」
 もちろん、夏場の外仕事など業務内容によっては体力的には大変な側面もありますが、緑が好きな人、思いきり体を動かして働きたいという人にはおすすめの職場。全員がゼロからのスタートで、経験や知識は働きながら身につけていけるから心配ご無用とのことです。
 仕事を立案・提案して持ってくる営業、工事のデザインや図面を作っていく設計・プランニング、実際に現地で施工やメンテンナンスを行う現場作業。それぞれの部署で専門のスタッフがしっかり仕事をこなしていく分業体制が確立しており、新人受け入れの際には、その適性を見てフレキシブルに配置を決めるということなので、自分に合ったポジションで働くことができそうです

緑化意識の高まりで真価を発揮

 田雑専務には、自社の発展はもとより「もっと造園の存在価値を高めたい」というビジョンがあります。庭というと、どうしても建物の脇役という位置づけに思われがちですが、むしろ「ここにこういった木を植えたいから、建物はこう造るべき」という造園前提のロジックで総合的な景観を造っていくような文化ができたら、という思いを明かしてくれました。
 近年、都市部では緑化の意識が高まっており、その波は近い将来長崎にもやってくるだろうと言われています。「緑あふれる空間づくり」を目指す九州ビルドの真価が発揮されるのは、まさにこれからの時代になるはずです。

PROFILE

田雑孝史さん

専務取締役

1985年佐世保市生まれ。大学で造園を専攻し、卒業後は福岡の造園会社に10年ほど勤務。2017年に入社し現職。一級造園施工管理技士、一級土木施工管理技士。「この仕事をしていると、街のどこを歩いていても季節ごとの草木の美しさの移ろいに目が行くようになり、感性が豊かになると思います」

■社員インタビュー

取材年:2019年

庭の美しさに惹かれて入社
キレイに仕上げてお客様に
満足していただくのが喜びです

「今日はここまでやるぞ」と決めたところ以上に作業が進んだ日は気持ちがいいですね!

原 望さん

慣れた手つきで重機を操縦する原さん。「作業の失敗がないことを一番に気がけます」。免許や各種資格などは入社後に会社のサポートを受けて取得可。

まずは仕事道具の名前を覚えることから

 中学生の頃、近所のお宅の庭を華やかに彩る職人技を目の当たりにし、その美しさに惹かれて造園の仕事に興味を持ったという原望さん。地元・佐世保の高校を卒業後、迷わず九州ビルドの門をたたきました。
「入社したての頃は先輩から持ってきてと言われた道具の名前などがわからず、結構キツかったですね。現場での準備でも、先輩が手を止めずに作業できるようサポートするのが大変でした」
 何年か経つと要領がわかってきたという原さん。「仕事ができるようになったらちゃんと自分の意見も聞いていただけるようになりましたし、みんな仲良く仕事ができているので、それが一番いいですね」
 田雑専務からも「責任を持ってやってくれるので安心して任せておける」と、厚い信頼を得ています。7年目になる現在は、主にエクステリア(外構)工事を担当。レンガのプランターづくり、家の門から玄関に行くまでのアプローチの石張り、駐車場の土間打ち、フェンスのブロックづくりなどに汗を流しています。
「まだまだ全然上手じゃない。先輩方と比べたらうんざりするくらい差があります。もっとキャリアを積まないと」と謙遜しつつ、向上心を覗かせます。
 仕事上、最も充実感を得られるのは自らが仕上げた工事の完成形が見られた時だそう。「その上で、お客様から『こういう風にしてもらえて本当によかった』など、満足していただけた時は格別にうれしいですね

仕上げで終わらない、その後も大切

 九州ビルドの仕事は、施工完了でおしまいではなく、アフターフォローまで行うのが特徴。
「例えば、植木の様子がおかしい、などの連絡がお客様から入ったら、すぐメンテナンスに伺います。せっかく造った自分の庭がそうなったら嫌ですよね。キレイにして、気にならないようにするのが当然だと思っています」
 最後に、この仕事や九州ビルドという会社に向く人材像を聞いてみると、「元気にあいさつができて、アドバイスをちゃんと受け入れられる人。とにかく素直が一番です!」とのこと。まっすぐ愚直に働きたい、という人にはもってこいの会社だと言えるでしょう。

「今日はここまでやるぞ」と決めたところ以上に作業が進んだ日は気持ちがいいですね!

ここにこんな植物やプランターがあれば美しい……個人宅の庭などでは、アイデアと絵心が求められます。

■企業概要

九州ビルド株式会社

所在地 長崎市田中町588-2
電話番号 095-865-6700
ホームページ https://q-build.jp/
設立 1993年1月
代表 寺﨑惠一
資本金 300万円
社員数 全従業員 27名 うち正社員22名(男性24名、女性3名)
初任給 大学卒175,000円、高校卒160,000円
休日休暇 日、祝、夏季休暇、年末年始休暇、年次有給休暇
福利厚生 加入保険(健康・雇用・労災・厚生年金)、退職金制度、資格取得補助制度、育児休業制度
インターンシップ
受け入れなど
インターンシップ受け入れ/有り
大学生アルバイト受け入れ/有り
採用担当者連絡先 095-865-6700(管)
q-build@ray.ocn.ne.jp

九州ビルド株式会社

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