■トップインタビュー
取材年:2024年
「世界の水を元気にすること」を理念に揚げ、日本から世界へ羽ばたき成長してゆく会社を目指しています。
―社名が変更となったようですが、経緯を教えて頂けますか。
「2012年、イービストレード株式会社の一員となり、株式会社マリン技研からエビスマリン株式会社へと社名変更を行いました。このことにより、主にイービストレード株式会社が営業部門を担い、エビスマリン株式会社は製品の開発製造に専念することになりました。」
―御社の特徴を教えてください。
「水質改善する装置の設計開発と製造、設置から維持・管理まで行っている会社です。主力製品であるジェットストリーマーを始め、水流を起こし水の循環を底層から表層まで満遍なく行うことでダムや池などの水質を改善しており、日本はもとより、世界からも注目されています。2019年にはソウル支社を開設し、東アジアへの拡大を進めています。環境問題は世界中が注目されており、水質改善事業は今後ますます発展する分野です。私達の仕事は国境を越えて繋がる〝水〟を元気な姿にすることであり、その役目を担っていると自負しています。」
―水の環境を改善するお仕事は、働き甲斐がありそうですね。
「薬品を使わないで、水が持つ本来の浄化能力を最大限に引き出して、元気な水を再び蘇らすこの仕事は、本当に働き甲斐がある仕事です。今後、世界規模で水の争奪戦が始まるかもしれません。水質汚染の原因は多種多様、その対策も画一的なものではありませんので、基本的には各プロジェクトごとにオーダーメイドになりますが、今までの改善実績をベースにした、改善提案から設置・維持管理までのトータルソリューションが強みです。韓国や台湾等、海外でも高評価を頂いています。」
―御社が求める人材像があれば教えてください。
「発明、提案、設計、製造、工事、保守と業務は多岐に渡りますので、好奇心や探求心をお持ちの方とぜひ一緒に仕事をしたいですね。遊び心を持った方でしたら、楽しく仕事ができると思います。主に自治体が顧客となります。社会に役に立つプロジェクトに参加できるおもしろい会社です。」
PROFILE
横尾 健一郎さん
取締役工場長
1966年生まれ。愛知県出身。
愛知県立五条高校卒業後、長崎大学工学部、機械工学第二学科へ進学。卒業後は地元の豊田工機に入社、汎用機械の設計業務に従事する。1994年退社し、株式会社マリン技研に入社。設計部門に配属となり水流発生装置の開発に携わる。2008年取締役工場長に就任。2012年エビスマリン株式会社に社名変更。趣味は水遊び。
■社員インタビュー
取材年:2024年
エンジニアとしての力量が存分に発揮できる環境です。国内に限らず、世界を相手に戦える技術者集団です。
中村 光さん
3Dプリンタも導入し、アイデアからの製品設計、そして試作への段階へとスピードと精度が飛躍的に向上しました
―エビスマリン株式会社で働こうと思った理由をお聞かせください。
「私は物を作るのが昔から好きでしたので長崎大学工学部・電気情報工学科へ進学。卒業後は兵庫県伊丹市の三菱電機エンジニアリングに就職したのですが、13年間働き、その後、長崎へ戻りエビスマリン株式会社へ転職しました。実は前職で働いていた時に当社のジェットストリーマーをテレビで知ってすごい技術が長崎にあるんだ!と感心していました。」
―中村さんのお仕事の内容を教えていただけますか。
「最初はお客様と綿密な打ち合わせを行い、要望を聞いた上で提案を行います。その提案を受け入れて頂いた次は、設計に取り掛かります。その後、見積もりを作成致します。見積額に納得頂くと、次はいよいよ外注先へ製品の制作を発注致します。外注先から届いた製品を組み立てて、動作テストを行い納品いたします。納品までにおよそ3か月程度かかりますが、その一連の工程を私がプロデュースする流れとなります。」
―打ち合わせから納品までプロデュースするのは大変だと思いますが、苦労した事があれば教えて下さい。
「入社当時は流体力学を理解するのが大変でした。納得できる製品をプロデュースするまでに3年くらい掛かりました。」
―仕事をする上でこだわりや、働き甲斐を感じる事があれば教えて下さい。
「流体力学の基本をしっかり理解するために、大学の教授にアドバイスを受けました。その上で発注者が満足する製品を設計するのですが、製品に付加価値を付ける事ができないか企画し、提案するようにしています。そして、安全に仕事を完了させるようにいつも心掛けています。
自分で色々と調べることが好きなので、普段から気づいた事はメモを取るようにしています。働き甲斐では、テストの結果、想定した通りに動作した時にはホッとすると共に、エンジニア冥利に尽きる思いが込み上げてきます。当社の特徴は、製品開発に対して個人の考えを尊重してもらえるので、自由度が高く、楽しく仕事をしています。」
エンジニアとしての力量が存分に発揮できる環境です。国内に限らず、世界を相手に戦える技術者集団です。
エビスマリン株式会社
中村 光さん
最近はインドア派になりました
兵庫県伊丹市にいた頃は、和歌山県でスキューバダイビングをしていました。長崎に戻ってからも香焼町あたりでも潜っていた時期もありましたが、最近はもっぱらインドア派になってしまいました。自宅ではネットでTVerを視聴したり、ゲームをしています
ジェットストリーマー、アルジー・ハンター、アオコキラー、ホールエアストリーマ、ハスティー。バリエーション豊かな当社のオリジナル製品。
写真は、稼働中の自走式アオコ対策ロボット「アオコウォッチャー」
■企業概要
エビスマリン株式会社
所在地 | 〒850-0057 長崎県長崎市大黒町9-22 |
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電話番号 | 095-821-8612 |
ホームページ | http://www.ebismarine.com/ |
設立 | 2012年 |
代表 | 中野浩康 |
資本金 | 1億円 |
社員数 | 全従業員 5名 内 正社員5名、男性3名、女性2名 |
初任給 | 216,000円~ |
休日休暇 | 年間休日 115日 土日祝日(祝日がある週の土曜日は出勤)年末年始・夏季休暇 有給休暇 慶弔休暇あり |
福利厚生 | 加入保険(健康・厚生年金・雇用・労災)企業型確定拠出年金制度 育児・介護休業制度あり |
インターンシップ 受け入れなど |
インターンシップ受け入れ/有り 大学生アルバイト受け入れ/無し |
採用担当者連絡先 | 電話番号:095-821-8612(平田) メールアドレス:hirata@ebismarine.com |
エビスマリン株式会社
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