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株式会社いろはや

■トップインタビュー

取材年:2023

人とチームの力を磨き続けて
お客さまの新しい明日を創造

島原市中心部のアーケードにある「いろはや本店」のスタッフたち。抜群のチーム力で、楽しく仕事をしています

アパレルは「信頼構築業」

1858年(安政5年)に島原市で足袋屋として創業した小売業の老舗「いろはや」。戦時中は旅館を営むなど時代に応じて業態を変えつつも、アパレルを中心に事業展開してきました。2018年にアパレルの知見を生かしたおみやげ・ギフトショップ「九州みやげいろはや出島本店」の経営を始め、2020年には島原市内にある大正時代の物件をリノベーションしたギャラリー「shimabara design art Lab」もオープン。「小売り」と「長崎」を融合させて、さまざまな事業に挑戦を続ける中山実津雄社長に話を伺いました。

―会社の強みを聞かせてください。
「人とチーム力です。今はインターネットを通じて、簡単に物が買える時代。実際に店舗に足を運ぶ価値は何だろうと、ずっと考えています。その一つが、物の良さを伝えてくれる人(スタッフ)の力にあります。アパレルは信頼構築業。誰を介して買うかによって、商品の価値も変わってきます。人の心は人との関わり合いの中で動くもの。テクノロジーが発達すればするほど、もともと人間が持っている感性やサービスなどが、ますます重要視されていくようになると思います。そこを磨きたいし、そこで一生懸命汗をかいていきたいです」

10年後は「人をつくる会社」

―強みを磨くためにどんなことをしていますか。
「『いろはやの法則』という理念を社内で浸透させています。まず、三角形を想像してください。その底辺には『社員自身の仕事に対する向き合い方やプライド』があります。その上に『お互いを傾聴・承認するチーム力』があって初めて、最上部にある目標『お客さまをユーモアを持って幸せにする』という関係性がつくれると伝え続けています。チーム力を高めるために、社員が感謝の言葉を言い合ったり、紙に書いて渡したりもしています」
―互いを尊重し合う魅力的な職場ですね。
 「仕事を通じて、きれいになっていくスタッフをたくさん見てきました。人に見られる仕事というのもあるかもしれませんが、内面が変わると、表情や笑顔もすてきになります。お客さまの『ちょっと先のなりたい姿』に伴走していく。そういったマインドで仕事をしていくと、相手の気持ちをくみ取ろうとする努力をします。人との距離感もうまくなり、対人関係に生きてきます。特に若者にとっては魅力的な仕事なんじゃないかな、と思いますね」
―今後の展望を聞かせてください
 「10年後、『いろはやさんは何の会社ですか』と聞かれたときに『人をつくる会社です』と胸を張って言えるような集合体でありたいです。私たちの基本は小売り。お客さまに寄り添って、お客さまの新しい明日をつくる仕事。その本質を変えずに、さまざまな事業にチャレンジして成長していきたいです」

PROFILE

中山 実津雄さん

代表取締役社長

1972年島原市生まれ。東京経済大学に進学した2年後に中国上海市の華東師範大学へ留学。漢語課程修了後、現地貿易企業での勤務を経て2003年にUターン。株式会社いろはやを事業継承して5代目社長に就いた。以降、みらい長崎ココウォーク(長崎市)内「ボタニカルガーデン」をはじめ、長崎県内でアパレルのセレクトショップ計3店舗、ギフトショップ2店舗を展開するなど、事業を拡大。2023年に「長崎県ネクストリーディング企業」の認定を受けた。料理が得意で「子どもたちからの人気メニューはチャーハン」
※ネクストリーディング企業=消費者ニーズの変化など、事業環境が急速に変化する中、高成長への意欲と潜在力を持ち、今後5年間程度で高い成長が期待される県内企業

■社員インタビュー

取材年:2023

あったかい会社で夢実現
お客さまをもっと笑顔に

スタッフ同士はもちろん、お客さまとも仲良しで、お店で楽しい時間を過ごせます。ぜひ遊びに来てください!

池田 亜依里さん

2020年入社の池田亜依里さんは、アウトドアからフォーマルまで、さまざまなジャンルの洋服がそろう長崎市のセレクトショップ「ボタニカルガーデン」で接客・販売を担当しています。「高校時代から興味があった」アパレルの仕事と、「長崎県内での地元就職」という二つの希望をかなえ、生き生きと働いています。

入社時とは違う自分に成長

―なぜこの会社を選んだのですか。
 「私は長崎が好きで、社会人になっても安心できる地元にいたい気持ちを強く持っていました。いろはやは長崎県内で事業展開している会社なので、憧れのアパレル業で県外転勤がないところに、まずはひかれました。就職面接を受ける前に来店してみたのですが、スタッフが元気でお店の雰囲気が良く、好印象だったのも決め手になりました。実際に働いていても、第一印象通りのあったかい会社です」
―そんなすてきな職場での仕事を通じて、自分の成長は感じていますか。
 「まだまだですが、入社したころとは違う自分になれていると思います。最初は接客について何も分からず、すべてが難しくて、店長に言われて気付くことばかりでしたが、今は自分で気付いて動ける場面が増えました。洋服のストックがどれくらいあるか把握できていますし、接客をしながらほかのスタッフをサポートできるようにもなりました。視野が広がったと感じます」

先輩から気遣いや提案学ぶ

―仕事中に心がけていることは何でしょう。
 「何度も接客していると、お客さまの好みが分かってきます。その方が好きそうな洋服が入ってきたら連絡したり、来店時にご提案したりできるよう心がけています。日々、先輩の背中から学び、経験を重ねて、自然とできるようになっていました」
―やりがいがあるのが伝わってきますが、それを一番に感じるのはどんなときですか。
 「『来て良かった』『いいのが見つかった』など、お客さまに喜んでもらえたときです。洋服を見に来るだけじゃなくて、私に会いに来てくれるお客さまも増えてきて、すごくうれしいです」
―これからの目標を教えてください。
 「私に会いに来店してくれたり、接客を通じて喜んでもらえたりするお客さまをもっと増やしていきたいです。店長や副店長のように、細かい気遣いができて、洋服のコーディネートや使えるシーンの提案の引き出しが多いスタッフになれるように頑張ります!」

スタッフ同士はもちろん、お客さまとも仲良しで、お店で楽しい時間を過ごせます。ぜひ遊びに来てください!

九州みやげいろはやは「九州の生産者を応援する」というコンセプトでオープン。生産者たちが商品に込めたそれぞれの物語や思いをしっかり伝えて販売するというスタイルを大事にしています。写真は、長崎の名所をモチーフにした大人気のクッキー缶「Nagasaki cookie」

■企業概要

株式会社いろはや

所在地 長崎県島原市堀町185番地/長崎市茂里町1-55みらい長崎ココウォーク/長崎市出島町15-7/長崎市尾上町1-67長崎街道かもめ市場
電話番号 0957-64-1688(代表)
ホームページ https://www.irohaya.info/
設立 1865年創業 1961年法人設立
代表 中山 実津雄
資本金 50万円
社員数 全従業員 26名 (内 正社員12名、男性1名、女性11名)
初任給 長崎エリア(アパレル)183,000円~(お土産)170、000円~ 
島原エリア(アパレル)170,000円~
シフト制・残業基本なし。残業が発生すれば残業代全額支給
休日休暇 月8日(変形労働時間) 年間休日106日
オンオフの切り替えもしっかりできるように
完全週休2日を前提としてシフト制での月8日公休!
・産休・育休制度あり
・お子様の行事や急病時はお休み可能です。お気軽にご相談ください
・お子様のお迎え等による早上がりもご相談ください
福利厚生 ・保険制度(雇用保険・労災保険・厚生年金・健康保険)
・交通費支給(上限15000円)・勤続手当あり
・転勤なし・健康診断全額負担(生活習慣予防検診)
・退職金制度あり・服装・髪型・ネイルOK
・社割あり(基本3割OFF)
インターンシップ
受け入れなど
インターンシップ受け入れ/有り
大学生アルバイト受け入れ/有り

株式会社いろはや

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