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税理士法人 内田会計事務所

■トップインタビュー

取材年:2019年

過去の数字から未来を創造
中小企業の経営を支える
地域の「社外重役」として

長崎市、島原市にオフィスがあり、地域密着型の会計事務所として運営。

中小企業の「かかりつけ医」

 税金や財務に限らず、中小企業の総合的な経営支援を行う税理士事務所、税理士法人内田会計事務所 内田佳伯代表にお話を伺いました。
 「仕事内容を一言で表すならば地元中小企業の『社外重役』的な存在です。税理士の主な仕事は、企業や個人経営者からの依頼で、税務に関する申告の代理や会計帳簿の代行をすること。決算や納税の数字を扱うので、担当させていただく企業の経営状態、財産状況などを把握します。中小企業では重役が不在というところも多く、経営や人事、資金繰り、相続などあらゆるお悩みに助言したり、専門家につないだりすることも私たちの重要な役割。第三者の立場で数字や法律面での情報提供、経営判断のサポートを行います」
 中小企業の「かかりつけ医」とも言えそうですね。
「はい。税理士事務所というと地味なイメージですが、経営者にとっては重要なパートナー。健康的な経営を支えることは、企業の社員やその家族の生活を守り、地域経済の活性化に貢献するということ。かけがえのない経験を積み、人間としても飛躍的に成長していける職種なんです」

業種ごとの会計のプロを育成

 税理士事務所として、総勢94人もの大きな規模は珍しいですね。
「大規模なグループ会社であることは私たちの強みです。お客様の企業を複数人で担当する分業体制で、社員は仕事を抱え込むことがありません。より多角的な視点で解決に導けるので、お客様へのメリットも大きいです。医業や建設業など、各業種ごとのプロフェッショナルも育成し幅広い業種に対応しています」
 業界の展望をお聞かせください。
「AIやDXの導入が進む中で、税務代理や記帳代行の既存業務の必要性は減少しています。これからはそれらを活用し、さらに良いサービスを提供することが求められます。企業の実績、いわば過去の数字からより良い未来を創るにはどうすべきか。中小企業の未来創造の道しるべとなることが、私たちの新たな使命だと考えています」

PROFILE

内田佳伯さん

代表社員税理士

1975 年長崎市生まれ。熊本学園大学院卒業。佐賀県内の大手税理士法人に就職後、2005年に内田延佳税理士事務所に入社。2008年に他税理士事務所と業務提携し、税理士法人を設立。2021年に提携を解消し、税理士法人内田会計事務所を設立。代表社員税理士に就任。「この仕事に必要な資格は特にありません。誰かの役に立ちたいという思いや向上心が大切です」と話す通り、男女、高卒大卒も平等に生き生きと活躍している職場。

■社員インタビュー

取材年:2019年

専門的な会計の知識を生かして
多方面から経営のアドバイスまで行い
時代の変化への対応をサポート

会計業務はもちろん、経営に関する多種多様なご相談の力になります!

松村 飛さん

同じ企業の業務を継続的に担当するので、信頼関係も構築されて、会社経営に関する深刻な相談を受けることも。経営判断をサポートしたり、専門家につなぐこともあるそうです。

情報管理を徹底し信頼関係を築く

 入社3年目の松村飛さんは佐々町出身。地元大学に進学し、経済学部で簿記の資格勉強に取り組んだことがきっかけで、会計の仕事に興味を持ちました。
「現在は経営支援部に所属しており、お客さまから会計資料などを預かり、一ヶ月分の試算表を作ってお渡しするのが基本的な業務となります。試算表のご説明のために毎月訪問して、経営者の方から様々なご相談を受けます。内田会計事務所としては医療機関のお客さまが中心ですが、建築や小売など、現在は幅広い業種のお客さまを担当しています。それぞれ売上や支出といったお金の動き方も、相談内容も異なります。その業種ならではの手続きや専門用語を覚えるのは大変ですが、いろんなお客さまのお力になれるのはやりがいにもつながります」
 経営者となると、松村さんより一回り以上年上の方も多いと思いますが、緊張されませんか。
「最初は特に緊張しますし、お互いぎこちない部分もあります。しかし毎月通ってお話をしていくうちに少しずつ打ち解けて、個人的な世間話をされたり、経営に関するご相談を受けることもあります。そうした中で心がけているのは、情報の管理です。会計に関する情報はもちろん、社長さまのプライベートなお話なども絶対に口外せず、お預かりした資料の管理にも細心の注意を払っています」

時代に合った会計知識を学ぶ

 専門性の高い仕事ですが、入社後の研修などはいかがですか。
「1年目の新入社員研修やOJTはもちろん、定期的に社内向けの研修会が行われています。外部講師を招いた会計に関するタイムリーな知識を学べる講座もあるので、スキルアップする機会に恵まれています。また普段から社内の風通しがよく、難しい案件の場合は他のスタッフにも相談しながら、最善の解決策を導き出します」
 これから仕事を続けていく上での目標はありますか。
「まずは、目の前の仕事を精一杯取り組んでいきたいです。昨年からは、新型コロナウイルス流行に伴う補助金申請のご相談が増えています。必要な資料や手続きをアドバイスして、お客さまが無事に申請できた際には嬉しいです。今後も社会変化に伴う新たなニーズに応えられるよう、もっと知識をつけていきたいです」

会計業務はもちろん、経営に関する多種多様なご相談の力になります!

■企業概要

税理士法人 内田会計事務所

所在地 長崎市曙町4-9(長崎オフィス)
電話番号 095-861-2054
ホームページ http://www.uchida.or.jp
設立 1980年5月
代表 内田佳伯
資本金 5,800万円
社員数 全従業員 94名 (男性35名 女性59名)うち正社員64名
初任給 200,000円(大学院卒)、200,000円(大卒)、160,000円(高卒)
休日休暇 土・日・祝(週休2日)、夏季休暇、年末年始休暇、年次有給休暇
福利厚生 加入保険(健康・厚生年金・雇用・労災)、退職金制度、資格取得補助制度、育児休業制度、介護休業制度、確定拠出年金、総合福祉団体定期保険各種費用補助、慶弔規定(慶弔金のほか居住用不動産購入時等祝い金、誕生日クオカード贈呈など)
インターンシップ
受け入れなど
インターンシップ受け入れ/有り
大学生アルバイト受け入れ/有り
採用担当者連絡先 古賀 寛
koga-h@uchida.or.jp

税理士法人 内田会計事務所

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