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公益社団法人日本海員掖済会 長崎掖済会病院

■トップインタビュー

取材年:2023

明治期から地域医療支え120年
急性期からリハビリまで幅広く

長崎市樺島町にある長崎掖済会病院は、大波止ターミナルやJR長崎駅も近く、市内外からの交通アクセスは抜群です。周辺には長崎県庁など官公庁や、繁華街である浜町アーケード、商業施設もあり利便性に優れた立地です。

手厚い教育 安心して働ける職場に

長崎掖済会病院は1902(明治35)年、もともとは船員の医療支援のために設立されました。「掖済(えきさい)」とは、病む人の腋(わき)に手を添えて救い導くという意味で、明治期に郵便事業を創設した前島密の造語だそうです。公益社団法人日本海員掖済会が運営する全国8カ所のうちの一拠点として、地域医療を支え続けてきた歴史ある同病院。末広昌嗣院長にお話を伺いました。

―掖済会病院の強みを教えて下さい。
「内科系、外科系それぞれほぼ全ての疾患に対応できることです。特に、整形外科は高い技術を持った専門医がそろっており、人工膝関節の症例は県内ではトップクラスです。かつては船員やご家族の診療が多かったのですが、今では一般診療の患者さまがほとんどになりました」
―特に看護師の教育に力を入れてるとお聞きしました。
「2023年度から新しく教育部門を立ち上げました。新人や転職してきた人に、早く病院のやり方に慣れてもらい、安心して働いてもらうためです。教えるのが上手な先輩たちが丁寧にサポートし、仕事やプライベートのことまで、気軽に相談できる体制を整えています」

学び続ける意欲のある人を歓迎

―求める人材を教えて下さい。
「病院ではたくさんの職種の人たちがチームになり、患者さんやその家族の方を支えています。職種同士が協力、連携するためには上手にコミュニケーションを取れることが基本です。患者さんの最善の利益を考える倫理観と責任感、そして常に進化する医療への興味やそれを学び続けることができる意欲を持った人を求めています」
―これからの展望を教えて下さい。
「100年に一度の変革期と称される長崎駅前の周辺や市街地中心部での開発が進んでいます。病院周辺ではマンションの建設も多く、郊外や坂の上からの移住が増えていくのではないかと考えています。今後は周辺に移り住んできた方々の高齢化が徐々に進み、医療や介護、特に訪問部門の需要は増えていくと考えられます。街を元気するためには、若い人たちのエネルギーが必要です。安心して暮らせる街を支える力をぜひ、貸してください」

PROFILE

末広 昌嗣さん

院長

1962年北九州市生まれ。長崎大学医学部医学科卒業。整形外科医。関節、脊椎外科が専門。長崎原爆病院脊椎脊髄外科部長、長崎掖済会病院副医院長を経て、2021年4月から現職。子どもの頃から手先が器用と言われていたことも外科医を志した理由の一つ。「整形外科医の仕事は手術の結果がすぐに、患者さんの喜びに直結します。『楽になりました』『ありがとう』の声をいただくことが一番のやりがいです」

■社員インタビュー

取材年:2023

多様なケースの看護学ぼうと転職
研修など充実のフォローが嬉しい

患者さま一人一人に合った看護を考えていきたいです

大森 楽華さん

大森楽華さんは2021年5月に同病院に就職するまで、療養看護がメインの別の病院で働いていたそうです。新たな職場となった掖済会病院で「周囲のサポートが心強く、安心して働けます」と笑顔で仕事に取り組んでいます。
(撮影時のみマスクを外しています)

さまざまなケースの看護技術が学べる

―なぜ、掖済会病院を選んだのですか。
「急性期から訪問看護まで広く地域に根付いて医療を提供しており、術後からリハビリまでさまざまな段階にある患者さま向けの看護の技術が習得ができると考えたためです。新人研修制度やプリセプター指導があるため、フォローを受けながら自分の知識や技術のフォローアップができることや、悩みを相談することができる直属の上司がいることで、安心して働くことができると思いました」
―今の仕事を教えて下さい。
「現在所属している3階フロアで、コロナ感染患者や手術を控えた方など、総合的に患者さまの受け入れを行っています。医師の指示に従い、処置を行うほか、入院中、治療に専念できるよう生活のお手伝いをしています」

患者さまの目標サポートしたい

―仕事のやりがいは何ですか。
「患者さまやご家族との関わりで、どのようにしたら少しでも希望に添えるのかを考えることや、それぞれ患者さまの目標に対してサポートできるよう、看護を考え行動することが自分の成長の糧となっています」
―今後の目標を教えて下さい。
「今年3年目になりましたので、医療チームの一員として他職種の連携を取りながら一人一人に合った看護を考えていきたいです。コロナ禍も明けて、いろいろな研修がオンラインから対話型に変わってきたので、院内外の研修に参加し、スキルアップを目指したいです」

患者さま一人一人に合った看護を考えていきたいです

患者さんが明るく日常生活を送れるように―。急性期からリハビリ、訪問看護まで、笑顔あふれるスタッフたちが医療の現場を支えています。

■企業概要

公益社団法人日本海員掖済会 長崎掖済会病院

所在地 長崎市樺島町5番16号
電話番号 095-824-0610
ホームページ ekisaikai-nagasaki.jp
設立 明治35年11月
代表 院長 末広 昌嗣
資本金 -
社員数 全従業員 254名 (内 正社員164名、男性59名、女性195名)
初任給 看護師201,190円~、准看護師171,160円~、薬剤師198,330円~、検査・放射線技師156,640円~、事務151,360円~
休日休暇 週休2日制、有給休暇、年末年始休暇(12/29~1/3)、夏季休暇、
慶弔休暇、生理休暇、看護休暇、介護休暇、産前・産後休暇、     育児休業、介護休業
福利厚生 社会保険・労働保険加入、定期健康診断、各種予防接種、      退職金制度(3年以上勤務)、制服貸与、永年勤続表彰、       病児保育手当(実費補助)
インターンシップ
受け入れなど
インターンシップ受け入れ/無し
大学生アルバイト受け入れ/有り
採用担当者連絡先 氏名:松野 奈津子
電話番号:095-824-0610
メールアドレス:sou01@ekisaikai-nagasaki

公益社団法人日本海員掖済会 長崎掖済会病院

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