■トップインタビュー
取材年:2023年
職員が幅広い業務を分担している青山行政書士法務事務所。事業者や個人の多種多様な要望に応えている。
専業の行政書士事務所では、九州でも規模の大きな青山行政書士法務事務所。暮らしと事業の身近な相談役として個人、法人問わず幅広くサポートしています。青山周広所長にうかがいました。
―事業内容を教えてください。
「例えば事業者に対しては、会社の設立、建設業・飲食店などの風俗営業・廃棄物事業の許認可申請のほか、入札参加や補助金の申請など、さまざまなご要望に応じて書類を作り、申請手続きを代理で行います。会社設立ではお客さまがつくりたい会社の姿を丁寧にヒアリングし、必要書類に落とし込みます。補助金申請であればお客さまと一緒に事業計画を練り上げます。事業のはじめから終わりまでお手伝いさせていただくこともあります。個人の方に対しては、相続や遺言、認知症などにより判断能力に支障がある方に対する支援制度である成年後見制度についてのご相談などに対応させていただいております。お客さまが考える事業や生活がスムーズに行えるよう、縁の下で支える仕事です」
―書類作成を代行する業務にとどまらないお仕事ですね。
「はい。計画の作成や実行支援なども業務の一環です。長崎市内の造船所でヨーロッパの大型客船を建造した際は、造船所の依頼を受け、法務省や入国管理局と協議し、外国人技術者・技能者の受け入れスキームを策定しました。結果として延べ約6000人の入国・在留などの手続きをさせていただきました。近年は外国人が円滑に仕事や生活ができるようお手伝いする仕事が増えています」
―若い人材を求めていると聞きました。PRしたいことをお聞かせ下さい。
「私たちの仕事の成果はそのままお客さまの『良かった!助かった!』につながりますので、ダイレクトに達成感が得られます。それは同時に社会貢献にもなると考えております。外国人関係の仕事があるように、仕事の相手先は海外も対象です。また、『いい仕事はいい休日から!』をモットーに、『仕事を頑張り、休日は思いっきり遊ぼう!』をモチベーションとして日々の仕事に取り組んでいます。誰もが働きやすい職場を目指しています」
―どんな人材を求めていますか。
「お客さまの意向に沿った結果を得ることを最大の目標としております。業務は、取材、調査、スキームの組み立て、書類作成、各種申請などを、お客さまや関係先とコミュニケーションを図り、息を合わせて行います。このためコミュニケーション能力を磨いてスキルアップを目指せる人材は、ダイナミックかつ繊細な行政書士業務に向いていると思います。また、事務所外に出向くことも多く、フットワークの軽さも求められます。行政書士の資格を持っている方が望ましいですが、資格がない方でも可能です。『100年企業』を目指して一緒に頑張ってくださる仲間を募集しています」
PROFILE
青山 周広さん
代表者
1976年長崎市生まれ。長崎県立長崎北高校卒業、東京都立大学法学部法学科卒業。東京商工リサーチ埼玉支店に勤務した後、2005年度の行政書士試験に合格した。2006年3月に青山行政書士法務事務所を開業。2015年には、特定行政書士の認定も受けた。海が大好き。「健康維持のため、市民プールの水泳講座にもできるだけ通っています」
■社員インタビュー
取材年:2023年
職場の皆さんとは業務の進捗を共有し、助け合いながら仕事を進めており、働きやすいですよ。
前川 夏穂さん
2020年に入社した前川夏穂さんは、許認可・法人・相続グループに所属しています。デスクワークだけでなく、打ち合わせや調査などのためにお客さま先や官公庁に出向いたり、農地転用関係の仕事では農地の現地調査などに出かけることもあるそうです。
―青山行政書士法務事務所に就職を決めた理由を教えてください。
「前職は沖縄県内のリゾートホテルで客室管理として働いていました。お客さまのチェックイン前の部屋を点検することが客室管理の主な仕事ですが、接客や客室の修繕などさまざまな業務を担当していました。そこで1年半ほど働いた後、学生時代にラテンアメリカの方のビザ申請などを担う弁護士事務所でアルバイトをした経験から、法律関係の仕事に就きたいと思うようになり、転職活動を始めました。法律関係の仕事はたくさんありますが、行政書士という仕事は『士業』の中でも取り扱う業務が幅広く、お客さまにとって身近な法律の専門家です。お客さまに寄り添っていけるところに魅力を感じました。青山行政書士法務事務所は、事業や暮らしに関わるさまざまな業務に携わることができ、より多くのお客さまの希望を実現するお手伝いができると考え、こちらで働くことを決めました。長崎県内に戻って働けたら良いなという思いもありました」
―現在の仕事内容を教えてください
「法人設立、定款や議事録の作成、農地転用、相続などを担当しています。お客さまとの打ち合わせや現地調査を行い、法律の根拠を調べ、官公庁と打ち合わせを重ねながら、お客さまの希望に沿って書類や資料を準備していきます。農地転用の業務では、作業着を着て農地の現場を確認に行くので、ある程度は体力が必要な時もあります」
―どんなときにやりがいを感じますか
「行政書士の仕事は最終的には書類作成ですが、そのためにはデスクワークにとどまらず、お客さまの事務所やご自宅など事務所外に出向いての聴き取り、打ち合わせ、現地調査や協議などが前提となります。国内外とのお客さまとのオンラインでの打ち合わせもあります。フィンランドやインドなど国外のお客さまとのオンラインの打ち合わせでは日本の許認可やビザの制度をお知らせしたり、英語で説明することもあります。コミュニケーション能力や進捗管理などのスキルが求められ、慎重かつ丁寧に業務を進めていく必要があります。まだまだスキルアップが必要ですが、事務所内の先輩に助けてもらいながら、事務所外の方と連携して業務を遂行できたときに一番やりがいを感じます。お客さまや官公庁との信頼関係を築くためにも、お客さまや官公庁に対して自分から提案できるように専門分野を更に深めていきたいです」
職場の皆さんとは業務の進捗を共有し、助け合いながら仕事を進めており、働きやすいですよ。
青山行政書士法務事務所
前川 夏穂さん
朝礼で職員同士が業務内容を共有
8:45 出社
9:00 朝礼
・それぞれの職員が1日の動きを伝え、告知したいことがあれば共有する。
「皆さん、たくさんの業務を抱えているので、常に報連相(報告、連絡、相談)が大事です」と前川さん。
9:30 進捗会議
・週に1回、部門ごとに分かれ、申請や届け出などに向けての進捗状況の確認などが行われる。
12:00 休憩
・事務所は、路面電車の桜町電停に近く、お昼に満喫することもしばしば。前川さんは「おいしい店も数多く、ハンバーグを食べに行ったりします」と笑顔
13:00 午後の業務開始
・議事録などの書類作成や、オンラインミーティングに臨む。
17:45 退社-
青山行政書士事務所のポスター。許認可や補助金、外国人のビザなど多様な相談を受け付けている。
■企業概要
青山行政書士法務事務所
所在地 | 長崎市中町2番2号 興士会館4階 |
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電話番号 | 095-832-8100 |
ホームページ | https://aoyama-office.com |
設立 | 2004年3月20日 |
代表 | 青山 周広 |
社員数 | 全従業員 17名 (内 正社員13名)(男性4名、女性13名) |
初任給 | 大学卒18万円(新卒) 高校卒16万2千円(新卒) 社会人17万円~22万円(具体的には職務内容・経験によります) ※上記は、「基本給+職務手当」。交通費別途。他に、時間外手当、扶養手当、資格手当等があります。 |
休日休暇 | 日・その他(勤務カレンダーによります。)。他に、年末年始、年次有給休暇、特別休暇があります。 |
福利厚生 | 各種社会保険(労災保険、雇用保険、健康保険、厚生年金保険)、退職金制度、TOEIC報奨制度 |
インターンシップ 受け入れなど |
インターンシップ受け入れ/有り 大学生アルバイト受け入れ/有り |
採用担当者連絡先 | 氏名:青山 周広 電話番号:095-832-8100 メールアドレス:info@aoyama-office.com |
青山行政書士法務事務所
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