IT技術を駆使して、社会課題の解決にアプローチ

　50年以上前にIT企業として設立された日本コンピュータ・ダイナミクス（以下、NCD）。システム開発事業やサポート＆サービス事業に加えて、20年以上前からパーキングシステム事業に取り組むなど、ユニークな分野で業界をリードする存在です。IT事業本部長を務める高木さんにお話を伺いました。
「IT技術で駐輪場問題解決に取り組んでいるパーキングシステム事業も、企業収益の3分の1を占めるほど、ひとつの大きな柱となっています。そのように、NCDには新しい未開拓な分野にチャレンジする文化があります」
　IT技術を駐輪場問題に応用するとは、地域貢献に関わりたい人にとっても魅力的な事業ですね。
「我が社のパーパス（存在意義）は、『人の鼓動、もっと社会へ。』です。つまり、私たち一人ひとりが未来に胸をときめかせ、誰もが活き活きと輝ける社会をつくるということ。例えば駐輪事業でも、放置自転車が救急車の道を阻んでしまっているなど、特に東京で社会課題になっていることがきっかけでした。このようなまちづくりに貢献し、明るい社会を実現させたいという思いが根本にあります」
　NCDが向かう未来には明確なビジョンがありました。

品格とチャレンジ精神が、新しい価値をつくる鍵

　NCDが求める人材像とはどのようなものでしょうか。
「やはり、チャレンジ精神が大切です。NCDでは、あらゆる場面で勉強や成長の機会を与えています。年功序列も関係なく、能力や資質に問題がなければ、早いうちからチャレンジできる文化があります。何よりも、仕事を通じて成長を実感し、やりがいに繋がってくると思いますね」
　さらに、歴史のあるNCDだからこその価値観も見えてきました。
「我が社には55年の歩みがあります。だからこそ、ただ儲かればいいと思っているわけではなく、品格を重んじます。社外の人からも、『この人と一緒に働きたい』と思ってもらえるような人格を意識してほしいですね。チャレンジ精神は根幹にありますが、新しい価値をつくるためには、他者と共に協力することがキーになる。我々はこれまでに堅調に成長してきましたが、今後も他の企業がチャレンジしづらい難しい分野を開拓し、より高度なIT企業を目指していきます」
　東京と長崎を繋ぐ2拠点体制により、安心と質の高いサービスを提供するNCD。最先端かつ未開拓な分野でのチャレンジを通して、新しい価値を共創する人材を求めています。