■トップインタビュー
取材年:2022年
社会福祉法人実寿穂会が運営する特別養護老人ホーム「エルダーみずほ」。専門知識と技術を備えたチームワーク抜群の職員が、ご利用者の食事・排泄・入浴等の介助や機能訓練を含めた生活支援を行っています。
約50年前、保育事業から始まった社会福祉法人実寿穂会。現在は、特別養護老人ホームやデイサービスセンターなどの幅広い福祉施設を運営しており、福岡にもその拠点を広げています。実寿穂会の理事長を務める福島卓さんにお話を伺いました。
「長崎の施設は開設してから長い月日が経っていますので、運用も安定しており、長く勤めてくださっているベテランの職員さんも多いです。職員の経験を生かして、より質の高いサービスを提供できるよう各施設長と話し合いを重ねながら運営を行っています。開設して間もない福岡の施設では、スムーズで安定した運営が行えるよう注力するなど、それぞれの施設の色を生かしながらサービスの質を高め、地域の方に利用していただけるよう、試行錯誤を繰り返す毎日です」
コロナ禍以前は、地域の方との繋がりを深めるために対面での活動も積極的に行っていたと言います。
「毎年1月には、餅つきをして近所の方にお配りするなどの活動を行っていました。対面での活動も緩和されつつありますので、少しずつ再開させていきたいと思っていますよ」
「実れ! ことぶきの穂」を基本理念に掲げる実寿穂会。子どもには『笑顔』を、高齢者の方には『人生』を。そして、働く仲間には『成長』を。実寿穂会に関わるすべての人にとっての喜びを実らせることができる場所を目指します。そんな実寿穂会に求められる人材像を、福島さんは次のように語ります。
「通所がメインのデイサービスであれば『明日も楽しみだな』、暮らしを営む特別養護老人ホームであれば『今日も充実して良かった』など、ご利用者一人ひとりに喜びを届けることにやりがいを感じられる人が望ましいです。そして、福祉の仕事にはチームワークが求められます。ともに働く仲間とも、切磋琢磨しながら楽しめる人を求めています」
ご利用者も、働く仲間も、そして自分自身も。様々な人との繋がりを生かして成長していきたい方にぴったりの環境が、ここにはありました。
PROFILE
福島卓さん
理事長
2005年、西南学院大学を卒業。その後、住宅メーカーで約3年間勤務。2008年に副理事長に就任。その後、2021年に理事長となる。趣味は旅行に行くことや漫画を読むこと。大のスターウォーズ好きで、事務所の棚にはフィギュアも飾られている。
■社員インタビュー
取材年:2022年
誕生日のお祝いや、施設内でのバーベーキューなど、ご利用者が楽しめるあたたかい工夫が詰まった場所です!
小森葵さん
「小森さんがいたら安心だね」と頼っていただけることが嬉しくて、もっと頑張ろうとエネルギーが湧いてきます。
2022年8月に実寿穂会へ入社した小森さん。「音楽の道に進みたい」と夢を追いかけていた彼女が、介護の世界へ飛び込んだ理由について訊きました。
「はじめは音楽を続けるために飲食店で働いていたのですが、コロナ禍で飲食業界が厳しくなってきたこともあり長崎へのUターンを決めました。帰ってきたタイミングで祖父が亡くなって、祖母が施設に入って……そのとき『もっと私にできることがあれば』と思いました。介護に対する理解を深めたい。その一心で介護の世界に飛び込んだのですが、『正社員としてもっと経験を積みたい』と思ったときに見つけたのが、実寿穂会だったんです」
様々な社会福祉法人の情報を集める中で、特に目を引いたのが実寿穂会だったと振り返る小森さん。一人ひとりのご利用者へ丁寧に向き合う優しさとあたたかさが、入社の決め手となりました。
入社から数ヶ月が経った現在は、ご利用者の食事介助や入浴、排泄といった暮らしのサポートに携わっている小森さん。慣れるまでの苦労を感じながらも、元気をもらっていると話します。
「前日は元気がなかった方が次の日には元気になっていたり、日々の小さな変化でこっちまで元気をもらっています。仕事を終えて家に帰った後も、家族に『今日はこういうことがあってね』とついつい話してしまうんです」
「まずは、ご利用者やスタッフから頼ってもらえるような存在になりたい」と意気込む小森さんに、介護に興味を抱く若者に伝えたいことについてお話しいただきました。
「私自身、介護の仕事は『きつい・汚い』というイメージがありました。介護施設は、お年寄りの方々が余生を過ごされる場所です。私たちよりもずっと長い人生を歩んできた人たちと、今こうして会話できていることが幸せなことだと思いますし、入ったからこそ見えてくるやりがいもあります。優しい方には向いている仕事なので、介護の仕事に興味がある人は思い切って飛び込んでみてほしいです」
誕生日のお祝いや、施設内でのバーベーキューなど、ご利用者が楽しめるあたたかい工夫が詰まった場所です!
社会福祉法人実寿穂会
小森葵さん
休日は動物と戯れたり、釣りを楽しんでます!
とにかく生き物が大好きだという小森さん。休日になると、自宅で飼っている猫と一緒に過ごしたり、バイオパークにもよく足を運ばれるそうです。
更に、長崎に帰ってきてから始めた釣りもマイブーム。今では、月に一度のペースで船に乗っているとか。
「野母崎方面に行って、船釣りをすることも多いんです。長崎は魚種も豊富で、季節によって釣れる魚もちがうのでいつ行っても楽しいですよ!」
地元ならではの趣味も楽しまれている小森さん。お休み明けの利用者さんとの会話も弾みそうです!
実寿穂会で働く職員の男女比は、5:5となっています。性別にとらわれず、介護の仕事に熱心に向き合える仲間が集まる実寿穂会では、職員の家族も含めたバーベキューも恒例行事などもあるのだとか。実寿穂会に関わる全ての人の繋がりを大切にしています。
■企業概要
社会福祉法人実寿穂会
所在地 | 長崎市岩屋町45番1号 |
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電話番号 | 095-860-6320 |
ホームページ | https://mizuhokai.jp |
設立 | 1975年3月1日 |
代表 | 理事長 福島卓 |
社員数 | 全従業員 425名 (男性124名、女性301名)、うち正社員212名 |
初任給 | 大学院・大学卒 224,160円、短大・専門学校卒 213,320円、 高校卒208,280円 ※基本給+諸手当 |
休日休暇 | 月9回休み(2月は8回) 年間107日、有給休暇、慶弔休暇 育児休業制度・介護休業制度 |
福利厚生 | 社会保険完備、各種手当(扶養・住宅・通勤等)、退職金制度、資格取得支援制度(受験・更新費用・eラーニング)、永年勤続表彰制度、実寿穂会メンタルヘルスサポートセンター(公認心理師に無料相談)、育児短時間勤務制度(子供が小学校3年生まで可能) |
インターンシップ 受け入れなど |
インターンシップ受け入れ/有り 大学生アルバイト受け入れ/有り |
採用担当者連絡先 | 氏名:柴田 電話番号:095-855-1400 メールアドレス:manager-ng@mizuhokai.jp |