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長崎県農業協同組合中央会(JA長崎県中央会)

■トップインタビュー

取材年:2022年

組合員の声に耳を傾け
県下7つのJAとの連携を図りながら
長崎の農業を振興することを目的とする組織

長崎市出島町に事務所を構える長崎県農業協同組合中央会。県下JAの事業支援や広報対策、農業に関する調査研究はもちろん、次世代の農業を担う子ども達に食や農業の大切さを理解してもらうことを目的に、作文・図画コンクールなども主催しています。

様々な期待に応えるための豊富な専門知識と情熱を

 JAが継続的・持続的に事業やサービスの提供ができるように、都道府県段階で、連合会や中央会が設置されています。その中で、長崎県農業協同組合中央会(以下、JA長崎県中央会)は、県下JAの組織、事業及び経営に関する支援や相談業務をはじめ、広報対策、情報システム管理や役職員研修の実施、国に対する要望・要請など幅広い事業を担い、会員組織間の連携・調整機能を果たしています。会長を務める山川重幸さんにお話を伺いました。
「各農協が内部で気付けない課題に対して、分析や支援を行っています。そのためには、各農協よりも豊富な知識や農業振興に対する揺るぎない考え方を持ち、威厳と権威を常に保ち続ける必要があると考えています」
 JA長崎県中央会では、組合員の方が求めるものや想いを的確に掴んで、迅速な対策に向かうことができる体制づくりを大切にしています。

明日も明後日も、変わらず必要とされ続ける組織に

 JA長崎県中央会で求める人材像とはどのようなものでしょうか。
「そもそも協同組合というものは、一人ひとりでは経済的に弱い立場にある方々が集まって助け合う組織です。その観点から考えてみても、やはりここには『誰かのために尽くしたい』『誰かの役に立ちたい』という使命を持ちながら働ける人材が必要です。私は普段から何のために生まれてきたのかを自ら問いかけますが、いつも出る答えは『誰かの役に立つため』というものです。そんな想いを持った方と、組合員の方を支えていける組織に成長していきたいですね」
 採用面接時には、協同組合と株式会社の違いを問うこともあるそうです。
 また、山川さんは職員一人ひとりに、毎年1つでいいから目標を決めて仕事に向き合ってほしいと話します。
「1人が40年勤めれば、40のことが。100人の職員がいれば、1年に100のことができるようになります。常に挑戦する気持ちを忘れず、組合員の方から必要とされる組織となるような職場づくりも大切にしています」
 誰かの役に立つ仕事を。そんな熱い思いを抱く方にぴったりの場所がありました。

PROFILE

山川重幸さん

代表理事会長

長崎県西海市出身。長崎県立農業大学校卒業。長崎西彼農業協同組合に約40年間職員として勤務し、主に営農指導員を務めました。平成25年6月に長崎西彼農業協同組合常務理事に就任。その後、同組合の組合長を経て、令和4年7月に長崎県農業協同組合中央会の代表理事会長となる。趣味は、自宅の庭のお手入れと野菜づくり。

■社員インタビュー

取材年:2022年

移りゆく時代で求められる変化を。
若い世代ならではの感性を生かして
「より必要とされる中央会」を目指して

若手職員の意見にも耳を傾けてくれる環境なので、働きながら感じた部分は積極的に伝えるように心がけています!

濱口恵歩さん

職場の「あたりまえ」にも目を向け、改善が必要なものがあれば、上司や同期と連携しながら継続的な改善に努めます。

運命的な再会を経て、小さな頃から親しみのあった『農協』の世界へ

 長崎商業高校を卒業し、長崎県農業協同組合中央会へ入組した濱口さん。現在5年目を迎える彼女に、入会を決めた理由について伺いました。
「祖父母が対馬でみかん農家をしていたこともあり、小さな頃から『農協』といえば親しみのある組織でした。福利厚生も充実していたことや、進路指導の先生からの後押しもあって入会を決めました」
 運命的な再会から、舞い込んだチャンスを掴んだ濱口さん。今では、職員に向けた研修の企画・運営・講師などを手掛ける教育事業を担当しています。
 自身が担当する業務はもちろん、なかなか目につかない改善点など細かい部分にも気を配り、主体性を持って業務に励むその姿に、先輩・後輩を問わず頼もしさを感じています。濱口さんが現在手掛けている仕事や、仕事と向き合う姿勢についてお話しいただきました。

若い世代の違和感は、組織の成長を促すためのヒント

 農協に入会すると、全国統一の研修プログラムが用意されています。その運営などを手掛ける濱口さんは、中長期的に見た研修のインターバルに目を向けました。
「1年目の職員に対するサポートが充実している中、入組から2年目を迎える職員に対するフォローが手薄になるのではないかと思いました。そこで、2年目を迎えるにあたっての研修を導入してはどうかと思ったんです」
 その後、中央会独自の取り組みとして、ステップアップ研修を企画。常に主体性を持ち、最近では女性のリーダー研修に関する企画・検討を進めています。
「私や、これから入会する若い世代が感じる違和感は、組織の成長には必要なものだと思っています。時代が移り変わる中で、いまの職員や組織に不足しているものは何か、改善できる部分はないか。そういったものを少しずつ反映しながら、いずれは中央会を引っ張っていけるような存在になりたいです」
 向上心あふれる言葉は、これからの長崎県農業協同組合中央会の未来を明るく照らしていました。

若手職員の意見にも耳を傾けてくれる環境なので、働きながら感じた部分は積極的に伝えるように心がけています!

勤務歴に関係なくフラットに意見を交換できる雰囲気に包まれている事務所。職員一人ひとりがやりがいを感じ職務に向き合っている様子が感じられます。

■企業概要

長崎県農業協同組合中央会(JA長崎県中央会)

所在地 長崎市出島町1-20 長崎県JA会館6階
電話番号 095-820-2000
ホームページ https://nagasakiken-ja.or.jp/
設立 昭和29年11月5日
代表 代表理事会長 山川重幸
社員数 全従業員 49名 うち正職員42名(男性27名、女性15名)
初任給 大卒:183,000円(令和6年度実績)
高卒:161,900円(   〃   )
休日休暇 土・日(完全週休2日制)、祝日、創立記念日(8月15日)、年末年始、有給休暇10日~20日(初年度10日)
福利厚生 社会保険完備(健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険)
退職金制度あり(要2年以上勤続)
インターンシップ
受け入れなど
インターンシップ受け入れ/無し
大学生アルバイト受け入れ/無し
採用担当者連絡先 氏名:七條香織・山下萌々花
電話番号:095-820-2000
メールアドレス:saiyou@nagasaki-ja.or.jp

長崎県農業協同組合中央会(JA長崎県中央会)

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