■トップインタビュー
取材年:2022年
県外・海外などから長崎を訪れる人たちを、明るく丁寧な対応で出迎えてくれます。おすすめの観光スポットやアクセス情報など、幅広い要望に応える頼もしいスタッフが在籍。
2021年11月にオープンしたヒルトン長崎。同時期に開業したMICE施設・出島メッセ長崎と隣接しており、2022年に開通した西九州新幹線の乗り場付近である長崎駅西口方面にあります。観光地に位置するANAクラウンプラザホテルを手がける松藤グループが運営しており、そこで培ったノウハウを新拠点でも発揮。総支配人の阿倉さんに、オープンからの歩みを振り返っていただきました。
「オープン当時、コロナ禍の影響はピークに近く、非常に苦しい思いでした。しかしその時期を乗り越え、100年に1度の変革と言われる現在の長崎において、これから誕生していく施設やホテルとも相乗効果で地域を盛り上げていく施設の1つでありたいと考えています」
新しい風が吹き続ける長崎の中心部。そんな好立地にあるヒルトン長崎だからこその役割や意義とは何でしょうか?
「隣にある出島メッセ長崎では、学会やイベント、大規模な展示会などが開催されていくことを期待しています。併設するホテルとしての利点を活かし、宿泊や宴会でお役立ちできればいいですね。訪れた方がまずここで長崎らしさを感じられるような、観光の起点として貢献したいです」
長崎の玄関口で上質なおもてなしを提供するヒルトン長崎。地元に貢献したい、長崎の魅力を伝える働き方がしたい人にとっても、魅力的な場所です。
「ここはハード面とソフト面の両方で、長崎らしさを大事にしています。ホテルの入り口にある階段や、ロビーにある椅子の形は港町・長崎らしい船をイメージしていたり、レストランでは主に長崎産の食材を使っていたりなど、随所にこだわっています。また、もちろんスタッフも日々観光のことについて勉強してくれていますよ。お客様に長崎の魅力をご案内して、2回、3回とリピートしていただきたいですね」
これから発展していく長崎と、密接に関わるホテル業。求められる人材像とはどのようなものでしょうか?
「明るく元気で、爽やかな方が一番向いているかと思いますね。どこの業界も同じかもしれませんが、特にホテル業においては大切です。長年ホテル業に従事してきたからこそ思うのは、スタッフが笑顔のホテルには、お客様が必ず集まってくるのだということ。スタッフが夢を持って明るく笑顔になれる職場環境を目指していきたいです」
変革の真っ只中にある長崎の最前線は、希望にあふれた職場でした。
PROFILE
阿倉宏隆さん
常務取締役・総支配人
1959年、京都生まれ。駒澤大学経済学部経済学科、卒業。全日空エンタプライズ(現・全日空ホテル)に入社し、広島で勤務。その後、東京のインターコンチネンタルホテルに入社し、1992年から5年間グアムに出向。帰国後、2001年に長崎のANAクラウンプラザホテルが新設される際に携わり、5年間勤務。2010年に再び長崎へと転籍し、現在に至る。趣味は「下手ですけどゴルフを嗜む」こと。
■社員インタビュー
取材年:2022年
とても風通しのいい職場です!先輩との距離も近く、常に前向きに仕事に向き合うことができます!
山﨑千晏さん
「自分がされたら嬉しい」という目線を常に持ちながら、お客様との丁寧な交流を心がけます。
ヒルトン長崎の「エグゼクティブラウンジ」は、宿泊を重ねたダイヤモンド会員や、その他限られた条件でしか利用できない、特別で快適な空間。ここでのおもてなしを担当するのは、入社2年目の山﨑千晏さんです。お客様のチェックインやチェックアウトはもちろん、山﨑さんが自作したオリジナル観光案内パンフレットで、施設を利用するお客様の思い出に寄り添います。
「リピーターのお客様が来られた時は、『おかえりなさいませ』というお声かけ、それから、前回利用された時のご要望などをメモした手帳を見返しながら、より喜んでもらえる接客を心がけています」
あるお客様の『カレーに蜂蜜を入れたい』というご要望も、丁寧に拾い上げメモに残していた山﨑さん。再びそのお客様が宿泊された際には、蜂蜜を準備したことで喜んでいただけたそうです。
一人一人のご要望に耳を傾け、できる限りのおもてなしを。お客様がリピートしたくなる理由が、そこにはありました。
「自分の顔や名前をお客様から覚えてもらえていると、とても嬉しいです」
山﨑さんは、コミュニケーションを通じて、お客様との間に密接な関係性が築かれていくことを、この仕事のやりがいだと感じています。
お客様から顔や名前を覚えてもらい、交流ができるお仕事。接客業の中でも、よりリピーターとの会話が生まれやすいエグゼクティブラウンジならではの魅力なのかもしれません。
最後に、山﨑さんの今後の目標について聞きました。
「ミスが重なってしまうと、つい顔に出てしまうことがあります。自分が敬遠しがちな仕事にも率先して取り組んでいくことで経験を積み、余裕を持った接客ができるようになりたいです」
自分らしいコミュニケーションを磨いていくことで、お客様に喜んでもらえる仕事。小さな努力が実った瞬間の喜びは、また次のおもてなしを最高のものにしてくれます。人と関わるお仕事に興味のある方や、お客様へのホスピタリティを大切にしたいと思っている方にぴったりの環境でした。
とても風通しのいい職場です!先輩との距離も近く、常に前向きに仕事に向き合うことができます!
株式会社グラバーヒル ヒルトン長崎
山﨑千晏さん
まち歩きは、お客様の目線を持ちながら
休日には、散歩やドライブに行くという山﨑さん。ラウンジでお客様から聞かれた質問も思い出しながら、長崎を散策するそうです。
「ちゃんぽんってどこが美味しいの? と聞かれたりすることもよくあります。自分なりの答えを伝えると喜んでいただけるので、お客様の質問を思い出しながら回ることも多いです」
また、仕事中に体を動かす機会が限られているため、最近はジムにも通って体を動かす時間もつくっているそうです。お休みの日も自身の成長と向き合い続ける山﨑さんでした。
階段の両サイドの形は「船」をイメージして作られているのだとか。ヒルトン長崎に宿泊される際は、ぜひ「長崎を感じられる場所」に目を向けてみてください。
■企業概要
株式会社グラバーヒル ヒルトン長崎
所在地 | 長崎市尾上町4番2号 |
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電話番号 | 095-829-5122 |
ホームページ | https://www.hilton-nagasaki.com/ |
設立 | 1989年9月 |
代表 | 松藤章喜 |
資本金 | 1,000万円 |
社員数 | 全従業員 149名 うち正社員130名(男性75名、女性55名) |
初任給 | 大学卒 基本給170,000円 資格手当・健康増進手当等有り |
休日休暇 | 年間休日 105日 有給休暇計画付与5日 初年度有給休暇10日付与 慶弔休暇 |
福利厚生 | 社会保険完備、育児・介護休業制度、慶弔見舞金制度、資格取得補助制度、従業員食堂、Hilton割引、ベネフィットワン加入 |
インターンシップ 受け入れなど |
インターンシップ受け入れ/有り 大学生アルバイト受け入れ/有り |
採用担当者連絡先 | 氏名:吉留俊一郎 電話番号:095-829-5122 メールアドレス:jinji@gloverhill.co.jp |
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