■トップインタビュー
取材年:2022年
1990年11月に開設し、長崎に医療と介護を切れ目なく提供しながら地域生活の継続を支援している南長崎クリニック。介護事業は「通所系」「訪問系」「施設系」「介護相談・社会福祉」の4つの事業部に分かれています。吉谷さんは訪問介護事業の管理者をしながら、そこを中心に他の介護事業部の事業運営や人材確保、人材育成に関するコンサルティングも行われているそうです。
「従業員のワークライフバランスを心がけながら、管理・運営をしています。介護の仕事は『きつい仕事』だとよく言われますので、ともに働く職員と丁寧に向き合いながら楽しく働いてもらうことで、当法人の人材確保、ひいては介護業界全体のイメージアップにも繋がってほしいですね」
「利用者や地域の方から感謝されることが、何よりの働きがいです。その感謝に見合った報酬がいただけると思います」
一人一人の職員の能力やライフステージに合わせた働き方を提案しながら、介護という仕事に打ち込める場所をつくっている南長崎クリニック。吉谷さんは、介護の現場で働くには“自問自答できる力”と “パッション”が必要だと力を込めました。
「人材育成の際も常に伝えるようにしていることですが、自問自答できる力はとても重要な力です。僕らも歳を重ねれば遅かれ早かれ介護を受ける立場になります。『僕が歳をとったらこういう介護を受けたい』という目線を持ちながら、常に自分の介護の仕事を振り返り『改善できそうな部分はないか』と自問自答してほしいです。知識や技術は後からでもついてきますので、まずはやる気を持ってこの仕事に望める方が理想です」
医療と介護の両輪で地域を支える南長崎クリニックは、患者や利用者の視点に立ちながら『人生100年時代』を豊かに過ごすためのサポートを地域に広げていきます。
「使命として『すべての患者、利用者、その家族、そしてスタッフに真摯に向き合うクリニックを創ります』を掲げています。関わる全ての方と真摯に向き合いながら、周りの期待に応えていきたいですね」
PROFILE
吉谷剛さん
介護部マネージャー
大学時代は社会福祉学を学び、卒業後は特別養護老人ホームで5年間勤務。2009年、南長崎クリニック入社。2022年6月から介護部マネージャーに任命される。高齢者のネットワークづくりをサポートする講師として講座を開くことも多数。散歩やウォーキングが趣味で、浦上沿いの散歩道を歩くことが習慣。
■社員インタビュー
取材年:2022年
ワークライフバランスを重視し、職員に合った働き方ができるよう柔軟に対応してくれます。
牧田美沙さん
利用者の方と積極的にコミュニケーションをとる牧田さん。顔を合わせた利用者の方は自然と笑顔になっていきます。
デザインの専門学校を卒業後、出版社と書店での勤務を経て南長崎クリニックに転職した牧田さん。祖父母と一緒に暮らしていたことや、近所の方との関わりを通して、ご年配の方と関わることに楽しさを感じていました。
「人を助けて笑顔を与えるような人になりたいと思うようになって、以前から気になっていた介護の道に進むことに決めました。南長崎クリニックでは幅広い介護施設を運営していて、異動によって様々な施設での介護の仕事ができます。様々な介護施設での経験を積みたいと思っていた私にとって、魅力的な環境だったんです」
その後、ハローワークの職業訓練で『介護実務研修』を受講し資格を取得。現在も、クリニックで行われる資格取得支援の一環で勉強会に積極的に参加されているそうです。
牧田さんは現在、大浦13番館デイサービスの介護職員として勤務中。利用者の方の入浴やトイレの介助、マシンを使用したトレーニングの補助、新規の利用者様の受入などを行われています。
「大規模なデイサービスなので、最初は利用者さんの名前を覚えるのが大変でした。でも、利用者さんが多いからこそ、毎日いろんなお話ができて楽しく過ごせます。体力が必要で大変な部分もありますが、みなさんの笑顔を励みに頑張っています」
新人職員の教育をマンツーマンで対応する”プリセプター制度”が採用されている大浦13番館。今では、牧田さんも新人職員の方のサポートする立場へと成長されたそうです。
「新しく入社する職員さんに業務の指導を行うこともあります。私自身が教える立場につくのはとても責任重大ですが、一緒に成長できることにやりがいを感じますね」
『この仕事が天職』と言い切る牧田さん。笑顔と元気を与える人を目指し、これからも介護の仕事と向き合います。
ワークライフバランスを重視し、職員に合った働き方ができるよう柔軟に対応してくれます。
南長崎クリニック(医療法人社団春秋会)
牧田美沙さん
資格取得の勉強と、たまのリフレッシュ!
「最近は、介護福祉士の資格取得を目指して勉強しながら過ごすことが多いです」
休日も勉強熱心な牧田さん。そんな牧田さんも、リフレッシュの時間は大切にしているようです。
「もちろん、ずっと勉強するのは疲れるので、友達と一緒に新しくオープンするお店や話題のカフェ巡りに行くこともあります。本も大好きなので、県内のいろんな本屋さんに行ってお気に入りの本を探したり、ジョギングで体を動かす日もあります。走ると無心になれるので、また仕事や勉強に集中して取り組めるようになります!」
松が枝町に位置する南長崎クリニックの一階受付。南長崎クリニックには幅広い診療科が設置されており、トータルな健康管理を総合的に管理しています。
■企業概要
南長崎クリニック(医療法人社団春秋会)
所在地 | 長崎市松が枝町3-20 |
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電話番号 | 095-827-3606 |
ホームページ | https://www.syunjyu-kai.or.jp/ |
設立 | 1990年 |
代表 | 永田済 |
社員数 | 全従業員 248名 (男性96名、女性151名)うち正社員234名 |
初任給 | 医療事務148,000円〜 介護職員181,000円〜 看護師(訪問看護)240,000円〜 訪問介護員181,000円〜 |
休日休暇 | 4週8休制、年次有給休暇 |
福利厚生 | 社会保険(健康・厚生年金・雇用・労災)、各種手当(扶養・住宅・通勤等)、各種休暇(慶弔・有休・産休・育休・介護等)、資格取得支援 |
インターンシップ 受け入れなど |
インターンシップ受け入れ/有り 大学生アルバイト受け入れ/無し |
採用担当者連絡先 | 氏名:永田 博子 電話番号:095-818-5160 |