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長崎西彼農業協同組合

■トップインタビュー

取材年:2022年

あらゆる事業で長崎の農業を支え、
地域が直面する課題解決に向けて
職員が自分らしく活躍できる職場づくり

2022年にオープンしたばかりの長与支店・新店舗。管轄の各地域に店舗を構え、組合員や地域住民が集う場所に。

多岐にわたる事業で組合員の生活をサポート

 長崎市・西海市・諫早市多良見町・時津町・長与町の地区を管轄する長崎西彼農業協同組合。「JA長崎せいひ」の名称でよく目にしたことがある人も多いかと思います。元々は小さな経営体である農家が共同で仕入れ・販売をしようというところからスタートし、そこで生まれた余剰金を運用する形で金融事業が始まったり、もしもの時にサポートしてくれる共済事業や葬儀事業が生まれたりと、組合員の需要に応えるために事業内容は幅広く展開されるようになりました。代表理事組合長の中川さんに、最近の動きをお聞きしました。
「皆さんご存知の通り、今は農業の後継者が非常に少なくなって厳しい状況になりました。そこで、我々は新しい取り組みとして、新規就農者を育成することを始めています。AIを使ったシステムの導入や、農業用ハウスのリースなど、全く経験のない人でも農業に携わることができるようサポートする体制になりました。また、SDGsに関する取り組みにも従事しています。長崎で課題になっている空き地問題がありますよね。その空き地を畑として活用して野菜を育てようと活動する団体がいるので、我々は堆肥を提供するなどの貢献をしているのです」

適材適所で課題にアプローチできる人材を育成する

 農業を中心に幅広い分野で事業を展開する長崎西彼農業協同組合。新たに入組する人も、イメージとのギャップがあるかもしれません。
「以前は、新入職員はまず本店に勤務して、組合員とは接しない形で経験を積んでもらっていました。しかし、今はそうではなくて、まず店舗の窓口で組合員と直接対面する仕事から始めてもらっています。その中で農協の事業内容にも理解を深めてもらい、本人たちも適性が見えてくるんですよね。『外に向けてのアピールがしたい』という職員を広報の部署に抜擢することもありました。そんなふうに適材適所で配置することを進めています」
 やりたいことが変化したり、体験してみて初めて分かることも多いはず。職員の意思を尊重する組織の姿勢が垣間見えました。
「事業の規模が大きくなれば、組合員(農家)との距離が離れてしまう恐れもあります。ですので、職員自ら組合員(農家)の元へ訪問活動を開始したり、新しくできた『AGRI+』というカフェ・直売所で体験イベントを行ったりなど、JAの事業内容を理解し、もっと利用していただけるような関係性も築いていこうと取り組んでいます」

PROFILE

中川一範さん

代表理事組合長

諫早市多良見町で、みかん農家の長男として生まれる。東京農業大学卒業。1978年、多良見町農協の販売課に入組。農協が合併後、ことのうみ農協では支店長を務め、現在の長崎西彼農業協同組合になってからは営農販売部に所属。これまでに各部署で部長を務めた後に、理事に就任。休日はみかん栽培に精を出し、仕事以外でも普段から農業に関わっている。

■社員インタビュー

取材年:2022年

農業だけに留まらない事業に携われる場所で
「ずっと見守ってくれた地域の方に、
私なりの恩返しがしたい」

お客様からの『ありがとう』が、明日のエネルギーになっています!

馬場未歩さん

まだまだ慣れないお仕事も多いですが、お話しするみなさんと向き合うときの笑顔を大切にしています。

「失敗も経験」支えてくれる上司や先輩の優しさ

 2022年3月に長崎商業高校を卒業し、長崎西彼農業協同組合に入組した馬場さん。就活当初は職種など深く考えていなかったと振り返りつつも「地元の方にはずっとお世話になってきたから、自分なりの恩返しができる職場に」という想いがあったことから入組を決意されたそうです。
 現在は、お客様の貯金をお預かりしたり、ローンによる資金の貸出などを行う金融窓口の業務を担当。入組から半年が経ち、お客様とのやり取りが増えてくる中での不安もあったと言います。
「お金を取り扱うデリケートなお仕事なのですが、まだまだ理解が浅くてご迷惑をおかけすることもあります。その度に『失敗しないと上手にならないから大丈夫』と声をかけてくださる上司や先輩方に支えていただいています」

いずれは”何でも相談できる”頼れる職員に

 「入組したら農業に関わる仕事をするのではないかと思っていた」と話す馬場さん。金融窓口の担当をすることになった当初はお金を取り扱う業務への不安もあったそうですが、今では上司や先輩方の働きぶりを見ながら学ぶ毎日を送っているそうです。
「お客様の大切なお金をお預かりしたりするので、お金を数える際のミスには細心の注意を払っています。ご来店されるお客様に合わせて話し方を変えてみたり、自分なりの工夫を取り入れてみたり。真摯に向き合う中で『ありがとう』と言われる瞬間が、とても嬉しいです」
 まだ上手くご案内できないサービスがありながらも「頼りがいのある先輩に丁寧に指導していただいている」と馬場さん。充実した職場環境で笑顔を見せる彼女に、今後の目標を訊きました。
「まだ入組から1年も経っていないので、覚えなくちゃいけないことの方が多いです。でも、いつかは“何でも相談できる”ような、頼りがいのある職員になりたいです」

お客様からの『ありがとう』が、明日のエネルギーになっています!

ともに入社した同期のメンバー。配属は違うけれど、切磋琢磨できる仲間がいる心強さに支えられています。

■企業概要

長崎西彼農業協同組合

所在地 長崎市興善町6番7号
電話番号 095-825-5600
ホームページ https://ja-nagasakiseihi.or.jp/
設立 平成17年4月1日
代表 代表理事組合長 中川一範
資本金 3,261,715,500円
社員数 全従業員 602名 内 正社員370名(男性264名、女性106名)
初任給 大卒 175,720円 短大卒 158,820円 高卒 145,430円
(手当:通勤手当、家族手当、時間外手当、資格手当(一時金)等)
休日休暇 日曜・祝日・土曜(4週のうち、3回)
特別休暇:お盆(8/15~8/16)、年末年始(12/31~1/4)、慶弔休暇
福利厚生 (手当:通勤手当、家族手当、時間外手当、資格手当(一時金)等)
制服貸与 など
インターンシップ
受け入れなど
インターンシップ受け入れ/有り
大学生アルバイト受け入れ/有り
採用担当者連絡先 氏名:総務部 渡部(ワタナベ)
電話番号:095-825-5600
メールアドレス:jinji1@ja-nagasakiseihi.or.jp

長崎西彼農業協同組合

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